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便利な比喩 エンジュ の広場
奈央 いしえ 中1

 この詩を読むと、いつも光りさす空を見ていよう、紙風船が落ちてくるのに目をとめるより、何度も打ち上げるそのことに生きる証しを見つけよ言う、と
いうような祈り似た詩の心が伝わってきて、励ましさえ感じる。  

 この詩には、比喩が使われているが、その比喩はとても便利である。例えば、私は学校で剣道部に入ったが、竹刀を持つ時の事である。「竹刀を持つ時、
右手は卵を持つ時のように軽く持ちなさい。」と注意をうけた。先輩達は、きっと中1に分かりやすいよう比喩を使って下さったのだと思う。又、足につい ても注意をうけた。「右足は、紙が1枚入るぐらい浮かせなさい。」実際にやって見ると難しいが、これもまた先輩達が気をつかってくださったのだ。とても ありがたい事である。このように比喩を使うと、とても分かりやすい。分かりやすいのは、スポーツだけではない。例えば、ボールが1つあるとしよう。そ のボールを説明するのに「大きさは小さい。」と言ってもあまり良く分からないが、「大きさは、リンゴぐらいである。」と比喩を使うと良く分かる。  

 データーでの結果を「13,5%の人が、外食で寿司を食べたいといっている。」と書くのは、普通である。だが、これではどれぐらいの人が食べたいと思
っているのかが良く分からない。比喩を使って見よう!「100人中、約14人の人が外食で寿司を食べたいと言っている。」このほうが分かりやすいであ ろう。つまり、何かに例えて言ったほうが伝わりやすいのである。  

 いろいろと例を上げてみたが、どれを読んでも比喩が便利だと言うことが良く分かる。
 

 
                                                 
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