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資源からの発想 アジサイ の広場
ピエッパ にお 中3

 世の中にはたくさんの料理があるが、僕はその中のたった数個しか作ることができない。その中でも、得意といえるのはカレーくらいだ。時々家族のため
にカレーを作ることがあるが、冷蔵庫の中にある残り物でアイデアカレーを作るというのは、到底無理である。ジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・牛肉・カレー ルーをわざわざ買いに行かなくてはならない。しかし、プロのコックは違う。旬の食材を使って、自分のアイデア料理を作ることができるのだ。このような ことを、資源からの発想といわれている。そして、料理以外でもこの発想はすごく大切なこととされている。では、この資源からの発想というのは、どんな ときに使われているのだろうか。  

 資源からの発想というのはある意味、得意なことや自分の持っている力を伸ばすことだといえる。というのも、例えば、英語以外の教科が苦手な人がいた
とする。いつも試験では、英語だけトップクラス。他の強化は全くだめである。そんな人は、苦手な英語以外の強化を克服しようとする。しかし、資源から の発想をする人は、得意な英語を伸ばして、将来、英語にかかわる職に就こうと考えるのである。  

 資源からの発想というと、某テレビ番組でNさんが懸賞生活をしていたのを思い出す。懸賞生活というのは、雑誌などの懸賞で当てたものだけで、生活す
るというものだった。だから、食べ物も当たるまでもらえないわけで、もし当たっても、当たった食材の中で調理して食べなくてはならないのである。これ こそまさに資源からの発想である。  

 このように、資源からの発想というのは、様々な所で役立っている。しかし、それは容易なことではない。だから、コックさんもNさんもすごいと思う。
資源が少ない今日。資源からの発想というのは、今日の日本を救う手段の一つなのかもしれない。                                                    
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