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本の謎 アジサイ の広場
雅貴 あめす 小6

 字は読めないからこそ、想像を絶するほどおもしろかった。そのおもしろさを想像してみると、そこにあったのは、実に不可思議な世界だ。謎に満ちた物
語それこそ本というものの持つ力ではないだろうか。本を読むというのは、そこにあるものをこちらに運ぶような機械的な作業ではなく場合によっては、作 者の意図をもこえて、我々のうちに何かを作り上げていくことなのだ。  

 僕の部屋にはたくさん本がある。一あるとすれば六分の五は父と母のものだ。前にこんなことがあった。
 

 「お母さん〜。この徒然草(とぜんそう)て言う本ヘンな題名やな」
 

 「あっそれはちがうで。徒然草(徒然草)て言うんやで」
 

 「へ〜〜〜〜〜〜〜、そうなん知らんかった」
 

 この出来事からその本のことが気になっている。そして一度その本を見てみた。すると細かい文字がたくさんかいてあった。しかも内容も難しく知らない
漢字もたくさん出ていた。けれど少し良く見てみると、知っている人の名前が出てきた。「あっこの人社会の教科書に出ていたような気がするな」などとい うようなことが何回かあった。  

 僕は「ハリーポッター」という超売れているの本を買ってもらった。まだ読んでいない。ちょっと開けて最初に登場人物が書いてあった。それを読むだけ
ですごくワクワクしてきた。そのわけはなんだろう。超売れているからだ。それと、ハリーポッターを出版した会社のことをまえにテレビでやっていたのを 見たからだ。  

 本と、言うのものは本当に謎に満ちたものだ。しかし僕たちには、すごく大切なものだ。なぜなら僕たちは本から学んだりしているからだ。
 

 
 

 
 

 
                                     
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