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本当に役に立つの?
イチゴの広場
ちっピーちこ小6
本当に役に立つの?
 


 真剣に生活しているものの生活感覚をさかなでする、それが噴水の役目だ。噴水に電気仕掛けの細工をしたり、照明で色をつけたりするのも良く
ない。噴水の役目がなくなるから、だから噴水は、ただ水を噴き上げていればいいのである。
 


 噴水のように役に立ちそうもないものでも、存在することに意味があるものは、ほかにもある。例えば、家に飾ってある飾りや歌などだ。
 


 まずは、飾りから書くことにしよう。もし、飾りがなかったら、困りはしないけど、なんか物足りないような気がする。私は、作文の先生と電話
で話をしているときに先生が「噴水のようななくてもいいけれどあったほうがいいものって何がある?」と聞いたとき、ふとカーテンの上にある時
計の隣の飾りを見た。今まであまり気にしていなかったけど、飾りがないとなんか寂しい。
 


 歌は、なくても生きてはいける。私から言ったらあってもなくてもいい。でも、歌は、自分に元気がないときや悲しいときに元気づけてくれると
いういいこともある。飾りや歌は、何かをして役に立つものではなく、そこにあるだけで役に立っているものなのだ。
 


 「無用の用」という言葉があるように、身の回りには、役に立ちそうもないけども、あったほうがいいものもある。そういうむだも、人間にとっ
ては、必要なものなのだろう。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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