走り幅跳びだけは! |
アジサイ | の | 泉 | の広場 |
友葵 | / | あしも | 小5 |
走り幅跳びだけは! 2001・9・3 |
前に体育で『走り幅跳び』をした。走り幅跳びをして、記録を計ると、私の記録は一メートル九十センチメートルで女子最高記録だった。私は、 |
記録表を見て、女子で誰よりも一番跳んだとわかった時、私は、 |
「うそ――!一番だ~!!やった―――!!」 |
と思った。そして私は、 |
「そういえば、四年生の時に走り幅跳びをしたら、女子で一番目だったな。」 |
と思い出した。 |
私はいつも体育の記録順では、だいたい、女子で二番目ぐらいだ。一番目は誰かというと、そのほとんどが、“千恵子”という、私のお友達だ。 |
千恵子と私は、仲良しで、よく業間やお昼休みに、一緒に遊んだりする。千恵子はすっごく運動神経がいいので、とっても、とっても、うらやまし |
い。だけど、二番になると、とっても悔しく思う。この前、八十メートル走をした時も、八十メートルを何秒で走れるか計ると、千恵子が、『九秒 |
一一』で一番だった。そして、私は『九秒一九』で二番だったのだ。その時、私は、 |
「後0.八秒差だったのに!悔しい!!」 |
と思った。だから、女子で一番目になった時、とっても嬉しかったのだ。 |
一回目の練習は、私はあまり跳べず、やっぱり千恵子の方が跳べた。でも、二回目の本番は、一メートル九十センチメートルで、一番に輝いたの |
だった。 |
体育の時間が終わり、千恵子と一緒に教室に戻る時、千恵子に、 「走り幅跳びだけは、ユキに負けるな。」 と言われたので、 |
「走り幅跳びだけは、千恵に勝つな。」 と言った。何故か、二人で笑っていた。 仲良しだけど、少しライバル心がある千恵子。もしかしたら |
、お互いにライバルだと思っているかもしれない。 |
「“勝つ”とかは、関係ない。」 と思っていても、何故か勝ちたい。 でも、ライバルがいるという事は、いい事だと思う。 |
これからも、『仲良しライバル』だといいいな。 |