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講評 |
題名: | 柿はうまい |
名前: | 雅貴 | さん( | あめす | ) | 小6 | アジサイ | の | 村 | の広場
|
内容 | ◎ | 字数 | 767 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
"☆"柿が大大大好きという、雅貴くん。たった一つの柿の話を、いろいろな方向にふくらませることができたね。 |
まず食べ方では、食感やのどごし、甘さがいかにもおいしそうに表現できていた。うーん、さすが柿好き、よく味 |
わっていると思ったよ。これを読んだら、今まであまり柿が得意でなかった人でも「今度食べてみようかなあ」と |
思うだろうね。よく、料理番組を見ると「あ、あれ食べたいなあ」なんて思うでしょ? テレビでは、映像や音が |
私たちの興味を誘うけれど、そんなようすを作文では文章表現だけで伝えることができるんだね。さらに文章のす |
ごいところは、テレビのようにイメージが固定化しないで、どんどんふくらんでいくところにある。また、雅貴く |
んがいかに柿好きかを証明する話が、第三段落にはたくさん盛り込まれていたね。柿の種を埋めたり、柿ジュース |
を考案したりと、柿三昧への道がとてもユーモラスに描けていた。この段落、ユーモア表現◎だね。自分の体験や |
発想から出た、これらのエピソードはおもしろい。だから、後半の柿をつつくマンガの話が(本当はおもしろいは |
ずなのに、雅貴くんのエピソードに押されて)何となくつまらなく感じてしまう。この部分は、思い切り削っても |
いいかもしれないね。最後の段落は、柿の貴重さに話が飛んだので、ちょっと唐突な感じだったよ。「大好きな柿 |
」という話で作文が展開してきたから、その辺でまとめられるといいね。ヒントを参考にしてみよう。"☆""☆"( |
柿のような真っ赤な星!?)"☆""☆"ちょっとしたヒント"☆""☆"★この秋初の柿→この秋、初の柿(読点)★や |
らかく→やわらかく★硬い→固い(かたいには、固、硬、堅といろいろな漢字がある。国語辞典を見てみるとおも |
しろいよ)。★非常に不思議な自然だ。→とても自然は不思議だ。★と考えたか昔も同じようなことを考えて、→ |
と、昔もそんなことを考えて★(あたりまえだ)→(あたりまえだ)。(まだあきらめてへんのか)→(まだあきらめて |
へんのか)。(句点)★そのようなことじゃなくて、他にも柿を食べる方法がある。→(改行し、新たな段落にし |
て)他にも柿を思いっきり食べる方法がある。★または、よその家の庭先にある柿の木から棒を使って下に落とす |
のだ。→しかし、すぐには生まれ変わることもできない。そこで、よその家の庭先にある柿の木から棒を使って、 |
熟した実を下に落とす方法も考えられる。(語句の補足)★「その方法を使っている~怒られるということだ。」 |
までをけずってみてもいい。(よりテンポのよい、楽しい作文となる)。★柿とは結構貴重な物だ。→柿とは、僕 |
達にとって結構貴重な物だ。特にぼくにとっては...と自分にとっての意味も書いてみよう。(これを食べないと |
秋が来たと思えないとかね)。★中国から伝わってきて千年という、長い歴史の物だからこそ貴重なのだ。→また |
、中国から伝わってきて千年という、長い歴史ももっている。それだけ人々に古くから親しまれていたに違いない |
。(どうして長い歴史があると貴重なのかを書いてみよう)。★「さるかにがっせん」と言う昔話にも出てくるほ |
ど古いのだと思う。→。「さるかに合戦」という昔話にも出てくるほどなのだから。(こんな終わり方もできるよ |
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