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講評 |
題名: | たかが道具 されど・・・ |
名前: | 有貴 | さん( | いおし | ) | 小5 | アジサイ | の | 泉 | の広場
|
内容 | ○ | 字数 | 844 | 字 | 構成 | | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
二時間以上もかけて、しっかり考えたね。手仕事の深い意味に迫る意見になっています。☆〈●体験実例〉を十分 |
書くことが今学期の目的だね。ちょうど社会科で「伝統工芸」のことを習っていたんだ。それを、感想の中に取り |
入れることができたのは、とてもいいですね。 石川県には、オガチョン君が書いているような工芸品がたくさん |
ある。九谷焼も、加賀友禅も、輪島塗りも、どれも華やかな気品があるものばかりだね。 それは、職人さんが生 |
まれた加賀(石川県)という土地柄を映し出しているのかもしれないね。 そういうふうに見ると、手仕事は個性 |
に富んでいておもしろいよね。"☆"★ちょっと難しいことですが、わかるかな?書いているうち、意見が別の方向 |
に流れてしまっていないか、見直してごらん。 まず、「最初に伝統の手仕事が減っている」について書いている |
ね。 しかし、途中で「名前を残すか」という意見に移動している。(三段落目後半)たしかに、長文の書き方も |
この流れになっていますが、自分が感想を書くときは、「どちらを中心にして書くか」決めたほうが意見を伝えや |
すいですよ。まとめの意見を重視すると、「名前を残すか」を意見の中心にしたほうが良さそうですね。そのため |
には、三段落目前半、「日本ほど多くの種類の手仕事で作るものが今も・・・もういないという物もこれからは増え |
てくると思う。」これは思い切って削ってごらん。その代わりに、二段落目で書き始めた「石川県の伝統工芸品」 |
について、さらにくわしく説明するといいです。どんな人が作っていたのかなぁ。たぶん、エライ美術の先生では |
なくて、ふつうのおじさんやおばさんが作っていたでしょう? でも、その人たちは、代々受け継がれてきた仕事 |
に、誇りをもっているように見えた・・・こんな感じかな?そこから、元の意見、「こんなに大切な手仕事で作るも |
の。だがこの手仕事で造ったものには名前がない。」に結びつけてごらん。 |
| ふじのみや | 先生( | ふじ | ) |
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