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まだまだなCM イチゴの広場
GTOえま高2

 広告の「モノ離れ」現象が起きたのは「技術の高度化が平準化を生み、競争商品の間に品質や性能上の差異がなくなった」結果だった。
 

 その商品が似たようなものになればなるほど、各会社はその商品をさらにひきたてるための宣伝をする。消費者に買いたい気持ちにさせるような
宣伝をしなければ現代の社会では生き残れない。各会社との差別化をはかるためにも広告は重要な役割を持っている。  

 コンビニでよく見かけるお茶なのどのペットボトル。各社とも味の差はあるが、やはり差は少ない。各社とも激しい宣伝活動をしている。おまけ
をつけたり、プレゼントが当たる、CMに有名タレントを起用する等いろいろ試行錯誤を繰り返している。  

 とある車会社は速一台の車を作りあげた、他会社に似たような車がある。しかし他会社の車とエンジンの性能や価格、装備にさほど差は無い。
 

 しかし、差があるのはその車のイメージである。
 

 似たものだからこそ差別化をはかる宣伝が必要なのである。他会社の車の売りは大きな荷物も入るトランクに広い室内。外国のとある小さな村で
家族が買い物をし終わって車に荷物をつむ場面がCMで使われている。  

 とある会社の車はの売りは、かっこいいデザインにスポイラーが付いている。日本のとあるサーキットで超高速スピードで車が走っている場面がC
Mで使われている。  

 性能の差はほとんど無いのにこの宣伝内容でイメージがガラっと変わるのである。
 

 最近のCMでよく使われているその商品と関係の無いようなものがあらわれたりするのがあるがあれはその商品に対するイメージなのである。よう
するに、CMはムードで作られているようなものだ。  

 金を出せばなんでも手に入る時代だからこそ、ムードを使ってその商品を引き立たせることはしないで、物の良い所をひきたたせるような宣伝が
ひつようなのではないだろうか…  

 物は大切に扱う。今だから必要な事。利益だけを追求してまわりが見えなくるようじゃまだまだだ。(笑) 
                                     
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