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行列の事 エンジュの広場
たぬきのと中1

 今日の都市生活に欠かせない、行列という社会現象がある。物を手に入れたりサービスを受けたりする順番を待つ行列は、近代の工業化社会に特
有なものだろう。駅の切符売場や学生食堂などでは、以前からあったが、ちかごろでは、デパートのトイレの前や、昼食時の都心の食堂でも行列は あたりまえになった。一般に物やサービスの需要・供給関係に一定程度以上の不均衡があるところでは行列の出来る可能性がある。現代の公共的場 面では、年齢や社会的地位や性差や人種さなどは体系的に無視されるが、そうした先着優先の平等主義が無いところで行列は生まれない。  

 僕は行列というものは良いと思う。第一の理由に行列は混乱を招かないからだ。しかし、それはルールを守るということが前提にある。横入りな
どが良い例だ。僕は横入りされたという体験はないが、とても、腹が立つと思う。だからルールを守れば行列というものは良いものだと思う。もし 、行列というものが無かったらどうなるだろう?スーパーのレジで考えると、「僕が先に買う」、「私が先に買う」といって争うだろう。しかし、 行列があればそういったことも、おきないだろう。  

 第二の理由に、平等主義だからだ。昔の日本では、身分の差があった。たとえば、何か人に聞きたいことがあったとする。今の日本では聞きたい
ことがあるなら、自分の順番を待って聞く。ところが、昔は身分の上の者がきたら「私が先に聞く!!!」と言って先にいた人より先に聞いてしま う。こういうこともあった。これでは、先に並んでいた人は悲しいと思う。行列は誰でも平等だと思う。  

 だから、行列は良いことだとは思う。平等に出来るし・・。しかし、行列に並ぶと人の個性が失われることもある。そこは気をつけて方が良いと
思う。行列のプラスとマイナスを考えていけば良いと思う。  

 
                                                 
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