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| 規則とは |
| アジサイ | の | 峰 | の広場
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| ひまわり | / | あなつ | 高2 |
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☆ 近時の規制の中には、安全、環境保全、弱者保護、経済的不正の防止、自然保護などをねらいとする「必要」な規制が数多くある。しかし、あ |
ってもなくてもいいような規制、健全な自由競争を阻害する規制、不必要に厳しすぎる規制など、緩和ないし撤廃することが望ましい規制が大半を |
占めているとみてよい。そうした規制の多くは、許認可権限をめぐって作られたものだ。そこで問題なのは、許認可をめぐっての族議員の暗躍が、 |
行政を不透明化し、民間企業に時間的経済的コストを支払わせ行政を不公平にする点である、と作者は言っている。 |
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☆ 私も、今の世の中はそういった無駄な規制が数多く存在していると思う。人は何かと規制をつくり、束縛したがる。これはある小学校の話だが |
、その小学校は年々子供の数が減り、ついに学年2クラスとなってしまった。しかし一クラス45人という大人数で、教室いっぱいに机がうまり、先 |
生の目が行き届かないのではないかという問題が発生していた。こんなにも大人数ならば、一クラスの人数を減らして3クラス制にすればいいので |
はないかという親たちの意見もあった。私もそう考えた。だがこれはしっかりとした法律で、何人以上なら何クラス、と決まっているという。この |
ような規制こそ存在しなくてよいのだ。ある意味がわからないし、むしろない方が子供たちにとって良いのだ。 |
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☆ 人はなぜそんなにも規制を自ら作り、自分たちを束縛しようとするのか。それはきっと、自由気ままに皆が動いてしまったら、この社会が乱れ |
てしまうからだ。これは安易に想像できる。しかしだからといって何事もその規則どおりにキチッと動くべきだと、行動するのは全くその規制をう |
まく活用できていない。規則は、人が皆と寄り添って生活していくためのちょっとした道具なのだ。それなのに、その規則のせいでうまくいくもの |
がうまくいかなかったりするのは、存在価値がない。 |
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☆ やはり、「規則」は人間の使い方一つで大きくその意味が変わってしまうものなのだ。私のもっとも近くにある規則は学校である。ここにもや |
はりわかりやすい規則がいくつも存在している。学校の規則というものは、社会を見てみるととても納得のいく規則だ。確かに私たちが当然守るべ |
きものである。規則のまったくない学校は、学校といえないのではないかと私は思う。人はやはりすべてが自由になってしまうと、自分の行動がわ |
からなくなる。だからこそ「規則」は必要である。ただしその規則を私たちはうまく臨機応変に活用しなければならないのだ。 |
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