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| 流行と不変 |
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| はるる | / | くあ | 中2 |
古典とはその最も人間的なものを、その時代の具体的な素材を用いて抽象の中に表現し得ているものである。古典に現代の生活では日常的でない素 |
材が用いてあると、不思議なことなのだが、抽象の骨組がかえってはっきりと見えてくることがある。そして、それが、現在の日常性の中で混乱し |
ている思考をしゃっきりとさせてくれることがあるものだ。古典とは決して「古いもの」という意味ではない。永遠に新しいものを古典という。 |
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確かに流行ものはいいと思う。流行は人を楽しませてくれるからだ。本にしても服にしても音楽にしても、私たちを酔わせてくれる。私の友達に |
もまさに時代の最先端、というようなコがいる。まわりから見ると、そのコはとても魅力的だ。 |
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しかし不変のものも大切だと思う。長い間親しまれるには訳があると思うし、たくさんの人が良いというのならば、おそらく見てみる価値はある |
からだ。例えば音楽である。音楽というものは、はっきりいってほとんどが売れては消えていく。それは当たり前のことなのかもしれない。なぜな |
ら、音楽はその時代の影響を強く受けているからだ。けれどもその中でいつまでも人に愛されるものがある。そういった曲は今聞いても良いと感じ |
る。ビートルズとかはいい例なのではないだろうか。 |
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確かに流行ものも不変なものも良い。でもよく考えてみると、今不変と言われるものも、かつては流行から始まったのではないだろうか。もちろ |
んそうではないものもある。結局大切なことは、流行ものにも不変なものにも耳を傾けることだと思う。だが決してのみこまれてはならない。名言 |
からは「存在するものは、良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある。」を引用する。 |
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