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いろんな角度から見ると
カモメの広場
チョロすけふか小6
 本当は、科学は何もかも知っているわけではなくて、自然の姿のほんの一つ
を齧っているに過ぎないのですから、
 
 色々と角度を変えて自然を見ると、次々と新しい発見が生まれてきます。そ
してそこから新しい学説が発達し、それを基にして又優れた技術が誕生すると
いうことがこれから待ちぢいていくと思います。
 
 今までできあがった化学の理論・解説にこだわりすぎて、全てをそこを基準
として従って考えるという傾向が強すぎますと、新しい発展が起こらなくなり
ます。古いものにとらわれすぎずに新しい見方をする、あるいは逆転の発想を
考える。そういう事をしていると、案外そこから面白い発展が起こる。
 
 今から百十年くらい前、アルフレッド・ウェゲナーという科学者がいたそう
な。ウィゲナーは平穏無事に過ごしていた。
 
 そんなある日、ウェゲナーが、いちまいのせかいちずを見ていたところある
事に気が付いた。南アメリカのくぼみと、西アフリカのえぐれが、ピッタリと
くっつくと言う事に。
 
 この事から、ウェゲナーは,「大陸は昔一つの島だったけど、別れていき大
陸になった」と言う事を発見し、世界中にこの事をとを唱えた。これが大陸移
動説だ。
 
 ウェゲナーは、何の変哲も無い世界地図を、南アメリカと、西アフリカと言
う角度から見て、この事を発見した。
 
 見方を変えたり、考え方を変えたりすると新しい事が発見できたりする。
 
 科学は(冒頭に書いたように)自然の姿のほんの一つを齧っているに過ぎな
い。人と宇宙なんて、比べたら日清サラダ油工場と、微生物(ゾウリムシ等)
程の差がある。ましてやその人間が作った科学なんて高が知れている。
 
 色々なものを色々な角度から見るとまだ人間が発見していないような事が見
つかるかもしれない。とオモッタ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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