セイブツカイ |
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太公望 | / | うの | 中3 |
生物界の中でヒトという種を特徴づけてみると、優れた学習能力がほぼ一生 |
のわたって維持される、ということが第一に挙げられるであろう。サルの仲間 |
では、経験に基づいて下界に付いての知識を身につけることが、個体の生存に |
とっても、また種の維持にとってもそれだけ重要になってくる。つまり、サル |
はもともと学習する種である、と言い換えることができる。しかし、このよう |
な事情は、ヒトにおいてより一層顕著にみとめられる。ヒトは他の類人猿と比 |
べてさえ、生まれつきの行動の仕組みが少ない。ここで、学習とか知識とか言 |
う用語が、必ずしも日常的用語と、意味において一致していないことを注意し |
ておこう。ヒトは、このような情報の体系を持つことによって生き延びてきた |
のだし、また、現在の社会でもこうすることによって初めて有能に行動しうる |
のである。 |
四月に京都・奈良に修学旅行へ行ったが道に迷ったりしてあまり寺を見るこ |
とが出来なかった。学習というものは、国語や数学、英語のこともそうだが予 |
備知識として知っておいた方がいいものがある。寺などは、日本の貴重な世界 |
遺産でもある。このようなものなどはきちんと見ておいて損は無いと思う。人 |
間というものは、生まれつき持っているものが少ないので学習を幅広くやって |
いかなければならない。 |
学習は、人間とって非常に大切である。もし学習をしなければただの人間に |
なってしまう。つまりや野生と同じのようなものである。ただ生まれつき持っ |
ているものが少ないので犬のようにはならない。だからこそ学習は大事だと思 |
う。「辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間に |
なることが勉強の目的である」という言葉もあるように知識や情報を有効に活 |
用するには基礎的学習が必要である。 |