| 落ち着けよ!! |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| 幸子 | / | あさも | 中2 |
| 話すのがうまい人は、間をとるのもうまい。話すのが下手な人は、間をとる |
| のが下手だ。ぺらぺらぺらぺら、間をとらないで話したり、「私は、ばかであ |
| ほです」と話すのを、「私、はば、かであほで、す。」と言うように、変な所に |
| 間をとったりする。また、「わたしはねぇー、ばかでねぇー、あほなのぉー。 |
| 」と、異様に長く間をとったりする。聞き取りにくい。 |
| 絵などでも、同じ事が言える。主に、外人、特にヨーロッパ人や、アメリカ |
| 人などの描く絵は、だいたい、どぎつい色で描かれている。雑貨屋に行った時 |
| 、「真っ赤」、「真っ青」etc…はっきり言って、『原色パラダイス』であっ |
| た。怖かった。かわいくなかった。目が疲れた。 |
| それに比べて、日本の水墨画は、白と黒、しかも、黒もちゃんと水で薄めて |
| ある。水墨画以外の絵にしたって、「青」じゃなくて、「水色」になっているの |
| が多い。きれいなものが多い。目が疲れるどころか、落ち着くものが多い。 |
| 確かにちょいとばかし、派手、もしくはおしゃべりなほうがよいが、余白、 |
| もしくは間をとることも大切である。「ライオンは一匹のウサギを倒すためにも |
| 、全力を尽くす」と言う言葉があるらしいが、ウサギを倒した後の疲れてへば |
| ったライオンの映像をよく見る。途中で息を抜くことも大切だ。 |