人間と動物 |
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要約:生物界の中で人という種を特徴づけてみると、優れた学習能力がほぼ一 |
生にわったて維持される、ということが第一に挙げられるであろう。 |
しかし、ヒトは他の類人猿と比べえてさえ、生まれつきの行動の仕組みが少 |
ない。集積された知識がなければ、ヒトはいかにも無力な動物なのである。 |
人間は動物の中で最も優れていると思う。その理由をこの文章で明確にして |
いきたい。 |
動物の中で能力があるのは決して人間だけではない。その動物が住む環境に |
応じて能力があるのだと思う。 |
例えば、鯨というのは海で生活する動物である。その海の水は塩水であり、 |
その中でも飲み水というのを確保しなければいけない。塩水を飲んだらかえっ |
てのどが乾いてしまう。 |
そうした住環境に適用する能力を鯨は持っている。その能力というのは、体 |
内で海の塩水を飲み水に変えることができる能力である。この他にも鯨だけで |
はなく、その生活に結びついた能力を動物は持っていてそれを有効に使って厳 |
しい自然界に生きている。 |
それに比べて、人間というのは生まれたときは何の能力もなく、おそらく他 |
の動物よりも能力がない。しかし、動物とは違い言葉やいろいろな遊び、勉強 |
に囲まれながら生きていくために動物とは違ったその生活に結びついた能力が |
つく。 |
しかし、その能力というのは違う分野ではあるが他の動物をはるかに越えた |
能力なのであろう。その能力があることによって決められた人生ではなく、果 |
てしない未来が続いていくのである。他の動物みたいに、生きられるかわから |
ない明日より、果てしなく無限に続く明日がある人間のほうがいろいろな意味 |
で優れていると思う。 |
「人間は求めている限り迷うものだ」 |
という名言のように、人間は常に迷っている気がする。そして、この僕も、 |
将来の進路についてたびたび迷うことがある。けれども、その迷う道があるか |
ら人間は自分にあった人生が切り開けるチャンスを手にすることができるのだ |
と思う。果てしない未来がある人間には迷うことができる明日があることを忘 |
れないで、人間という宿命を与えられた以上、迷う明日を自分の力で切り開い |
ていきたい。 |
要約を書き足したのでよろしくお願いします。 |