「私の描く未来の社会」 |
アジサイ | の | 峰 | の広場 |
玲子 | / | あそわ | 高2 |
「私の描く未来の社会」 |
今、自分の未来を想像してみると不安でいっぱいだ。日本の経済全体は不景 |
気でお父さんたちはリストラと隣り合わせだ。学校の中では受験という大きな |
波に私たち学生たちは毎日追われている。現在の日本の社会はみんないつも何 |
かに追われながら生きて入るような気がする。もっと夢の持てる社会にならな |
いだろうか。 |
この前、テレビを見ていると何人かの学校の先生達が今の学校について色々 |
話し合っていた。ちょうど学級崩壊についての話し合いの時先生達が言ってい |
たことは「私たちが何をしてももうだめなんです。」「学校に行くのがやだ」 |
など、どれもこれもみんなやる気のないなげやりな意見ばかりだった。きっと |
世の中にはこんな情けない先生ばかりではないと思うがたしかにこういう先生 |
が多くなってきているようだ。私たち子供が一番始めに接する親以外の大人は |
だいたいが学校の先生だ。そんな大切な役目の人達がこんなんじゃ子供達は大 |
人を尊敬したり信用することができなくなってしまう。そして、未来になんの |
夢や希望を持てなくなってしまうのではないだろうか。私は明るい未来のため |
には学校の先生達の改善が一番重要ではないかと思う。 |
そして、もう一つの問題は現在の受験体制だ。私も実際に高校受験というも |
のを経験したがそのときに同じクラスにテストが終わると必死にみんなに点数 |
を聞きまわり自分より少しでも上の点数の人がいたりするとその人のことを悪 |
く言ったりする女の子がいた。現在の受験体制は人にとてもストレスを与えた |
り人間の醜さが出でしまう悲しい競争だ。今よりもっと自由に安心して勉強の |
できる環境をこれからの子供達のために受験の醜さを充分知っている私たちが |
作っていくべきだ。 |
今まで言ってきたように私の思っている夢の持てる社会に日本の未来をする |
には「学校」が最大のキーワードになってくる。学校と言うものは社会を映し |
出す鏡のような気がする。今の大人達はもっとこの事について目を向けるべき |
ではないだろうか。 |