ボケ~っとたこ星人 |
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たこ星人 | / | こむ | 中2 |
子供のころに、道に迷わなかったのはどうしてでしょう。それは地図を使わず |
にコースの風景や道筋と要った情報を、無意識のうちに頭の中にしまいこんで |
いたからである。 |
動物は地図を持たない替わりに、習慣によって獲得し、蓄積しているので動 |
物は迷いにくいという事だ。道に迷いやすくなったのは、時間をかけて身につ |
けていく地理的な情報を、数百円と引き換えに地図として手に入れるようにな |
ったからであろう。 |
こうした、人間の作り出した情報は、行動の助けになるものであると同時に |
、反面、使い方がきちんと身についていない限り、逆の結果につながる危険す |
らあるのです。 |
昔僕が小学生だった頃、ボケ~っと何か考えて学校に通っていると、いつの |
まにか学校の前まで来ていて、「通学路破りのジグザグな道をよくボケ~っと |
していてこれたもんだ。」と思う事がよくあったものだ。 |
最近あった事だが塾の英語の時間またまたボケ~っと問題をといていったい |
たらいつのまにかノートのページをめくっていた事があった。これは「ノート |
が一番下にきたらページをめくる」と頭に蓄積していたということになる。( |
そんなに役に立つ事でもないが…) |
通行を助けるはずの地図が道に迷う原因になるとはまさに「助けにも防げに |
もなる」である。 |