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Brotherhood
イチゴの広場
GTOえま中3
 生き物のように焔をあげ、やがて燃えつきて灰になっていくかつての火の姿
は、最近では次第に忘れられている。家庭の中には、電気釜や電子レンジが現
れ、生活が便利になっている。神と悪魔を兼ねそなえたような火を自由自在に
使えるように制御可能なものにするために、人類は火と格闘し、燃焼を制御す
るさまざまな知恵を発明してきた。だが、火の機能の代替物は、正体のはっき
りしないブラックボックスとして生活に侵入している。また今の『火』は、し
もべであると同時にいつどこで暴走するかもしれないものなのだ。
 
 アメリカで、濡れたネコを乾かすのに電子レンジに入れてしまったという事
故がありましたが、(^.^)(たぶん)これも火がブラックボックス化したために
人間の実感から離れてしまった一つの例。今、ご飯を炊くのに、近くの山から
まきを拾ってきて、火打ち石で火をおこしてという人は、まずいません(^.^)
「いや、ここにいます。」マッチを使う機会さえ少なくなりました。「そうか
なー」(^.^)そのために、火の怖さや熱さを感じる機会も減っています。
 
 しかし自分は火の怖さを知ってしまったのです。
この前、みんなで花火をする時だって自分が火をつけてやったら友達のひとり
は自分のほうに向かってつけたものだから足のすねを火傷にはならなかったが
軽い火傷にはなったかもしれない。
 
 あと、家族で泊まった。民宿がいきなり、火事になりましたと連絡があり、
家の人は荷物をかかえ外に、逃げた。火事というものをまじかで初めてみた。
「あーこわかった。」
 
 電子レンジは、冷めた食べ物を短時間で温めることが出来るので便利だが、
長い時間電子レンジで温めていると食べ物が爆発してしまう。これをやってし
まうと後処理が大変なのでやらないほうが良いでしょう。これは火がブラック
ボックス化してしまったために人間の実感から離れてしまったから起きたので
しょう
 
 自然の力を制御する技術が、その力をブラックボックス化し、そのためにか
えってその力(火や水など)が暴走する可能性を増大させている。「天災」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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