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言葉の森
アジサイの広場
幸子あさも中2
「どうして『ら抜き言葉』ばかり騒がれるのか」。
 
 中間報告をまとめた第二十期国語審査議会の多くの委員は、不満げに語る。
この二年間、多方面にわたる議論をしてきたのに、世間の受け止め方は、まる
で「ら抜き言葉」しか取り上げてこなかったようだ。
 
 確かに、私が小学生の時から、「ら抜き言葉」は注目されていた。しかし、
みんな「ら抜き言葉」をつかっている。「ら有り言葉」を使っている人の方が
少ないのではないだろうか。
 
 7.2週の長文で、「赤ちゃん言葉」の話題があったが、「マンマ」「ブーブ
ー」「ワンワン」など、必ずしも、大人達の使っている(?)文部省認定の(
?)言葉がいいとは限らない。別に、赤ちゃんなら赤ちゃんなり、子供は子供
なり、年にみあう言葉を使ってもいいじゃないか。
 
 確かに決まった言葉を使うことも大切だと思うが、「できあがった規則をなん
とか守ろうとするよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則
を生かす道である。」という言葉もある通り、「できあがった言葉を何とか守ろ
うと」するよりもその時々、年齢に合わせて言葉(など)を変えてもいいので
はないのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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