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1999という年
アジサイの広場
智之すら
 一九九九年。世界では何が起こるのだろう。今,世界経済の脆弱な側面が目
立ってきて指摘されている。
 
 一月末から二月にかけて行われる世界経済会議でも、この問題が論じられた
。議論の最大のポイントは大規模な投機資金の活動をどのように抑制して、統
制する事が可能かという点である。しかし、九九年の世界経済にとって大事な
事は投機を否定する事ではなく、むしろ一定の範囲を超えるあまりに強烈な投
機を国際強調の中でどのように抑制して制限の範囲内に持ち込むかの見通しが
立てられるかどうかである。
 
 確かにこのような目標があり、実行すれば良いのだが、このような大きな改
革が果たしてわずかな時間で実行できるのかということである。
 
 ヘッジファンドなどの投機は現実の市場の変化を通じて強要してくるものに
すぎない。このような現実と制度とのずれがないような見なおしと改革が投機
がつけ入る隙を作らないようにする方法なのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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