| 名前 |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミッキー | / | けく | 小5 |
| あなたがたはとくと考えたことがあるでしょうか、今も日本がすばらしい手 |
| 仕事の国であることを。西洋では機械の働きがあまりにさかんで、手仕事の方 |
| はおとろえてしまいました。でも、日本には、手仕事が大切なものだという反 |
| 省がゆき渡っていません。また、手仕事による品物は、一つにして作ったもの |
| の名前をしるしたものはありません。 |
| 私は、この長文を読んで、「この、名前をしるさない人とは、私はまったく |
| 別だな。」一番に思った。 |
| どうしてかというと、私は絶対に、自分で作ったものには、必ず名前を入れ |
| ているからだ。 |
| 「MIKI」 「よし、できた。」 |
| 手芸クラブにはいって、二度目の(三?)作品(ペンケース)だった。はじ |
| めて、名前を入れたのだ。 |
| 「ヤッター、ヤッター。「もみじ」に「いちょう」に「くり」に「どんぐり |
| 」。」 |
| 秋をイメージして作ったペンケースは、おもてには、フェルトで作ったもみ |
| じなど。うらには、でかでかと |
| 名前が書かれていた。また、三学期に作ったてさげぶくろにも、イニシャル |
| をいれた。どうしていれたのか。それは、まだ私にもあまりわからない。(で |
| も、名前が書いてある方が、書いてないよりよかった?(枯れ木も山のにぎわ |
| い????)なにいっているんだ。入れたかったのでしょう。)そうだ。いれ |
| たかったのだ。 |
| 入れないと気がすまない人のように、入れたかったのっだ。なぜだろう。 |
| 私は、その事に対しては…、わからない。けれど、いれないひとは、どうし |
| ていれないのか。人のためを思っていれていないのか。それが不思議だ。なぜ |
| って、たしかに人を思っているのかもしれない。そういう場合はしようがない |
| が、それ以外だったらどうしてだろう。自分用に作っているのになまえをいれ |
| ない。どうしてだろう。わたしだったら、ぜったい名前を入れているのに。ぞ |
| うさん教えてほしいぞう【気にしないで下さい。練習です。】きれいにのこし |
| たいから?価値がさがってしまうから?字が下手だから?名前をいれるからこ |
| そ、この、すばらしい作品は自分がつくったんだぞ。ということが証明できる |
| んじゃないか。字をあまりうまく書けないから、さらに、自分が作ったと証明 |
| できるのではないか。価値なんかどうでもいいじゃないか。ずっと、自分のも |
| のにしていればいいのだから。いいじゃないか。いれたって。もし、それをつ |
| くることを誇りにしている人なら、よっぽどだ。大事な名前をそれにいれてあ |
| げるのだ。宝物ができる |
| じゃないか。 |
| わたしは、感想文を書いてなまえをいれることは、たいせつだということが |
| わかった。わたしはこれからも、手作りのものに名前を入れていこうと思う。 |