仕事と生活 |
イチゴ | の | 峰 | の広場 |
玲子 | / | あそわ | 高2 |
ヨーロッパの国々は日本やアメリカとは違い仕事より家庭を優先させる社会 |
なのだそうだ。たとえば労働時間が日本やアメリカに比べ短かったり単身赴任 |
が無かったりとだいぶ生活にゆとりがあるようだ。その他にも交通費が安かっ |
たりといろいろな部分で国民に優しい社会のようだ。現在の日本の社会とは比 |
べものにならない生活を彼らはおくっている。 |
つい最近テレビを見ているとスウェーデンの労働についてやっていた。それ |
によるとスウェーデンではパートタイムとフルタイムという二種類の働く時間 |
帯があるらしくパートタイムの方では週に2〜3回のペースで出勤しフルタイ |
ムの方は週に3〜4回のペースで出勤しそれでも週に2日は休みを取れる事に |
なる。だいたい半々くらいの人数に別れていて働いている人達も時間を有効に |
使える事ができるようでとても生き生きしていたのが印象的だった。 |
それとは反対にアメリカでは働きすぎによるストレスで不眠症になってしま |
った人の話をやっていた。その人は自分の家では落ち着かず夜いろいろなホテ |
ルを転々として仮眠を取ろうとしていたが上手くいかずついパソコンに向かっ |
て仕事を始めてしまうと言っていた。本当に深刻そうな様子だった。日本もこ |
の状態に近いといえるだろう。仕事による過労死や自殺などといった文字を新 |
聞やテレビで目にする機会もこの頃ますます増えてきた様な気がする。私たち |
日本人は「ゆとり」を強く求めているのだ。 |
【ここから続き】 |
確かに仕事は大切だ。仕事をしなければ生活が出来なくなってしまうし仕事 |
にも面白さややりがいというものがある。しかし、そう仕事仕事と毎日忙しく |
働いていてはストレスや疲れがたまり仕事意外の自分の時間を有意義に使う事 |
が出来なくなり人生台無しになってしまう。やはり仕事と家庭の両立が大切だ |
。日本の社会ではまだまだそれをこなす事はとても困難だ。日本はこの辺で本 |
当の豊さ「ゆとり」というものにも目をむけるべきではないだろうか。 |