先頭ページ 前ページ 次ページ 最終ページ
15さいおめでとう
イチゴの広場
GTOえま中3
 昔話の研究をすることは、そこに隠された民衆の知恵のようなものを感じと
ることになり、現代に生きるわれわれに対しても思いがけぬ示唆を与えてくれ
る。
 
 土曜日の朝7時からやっている日本昔話を自分は毎週かかさず観ているが、
ひとつ気づいた事がある。
 
 必ずと言っても良いほど、爺様と婆様が出てくるように思える。
 
 まずわが国の昔話にはよく老人が登場することに気づかれるであろう。実は
このことは日本の昔話のひとつの特徴であり、内外の昔話研究者の指摘してい
るところである。
 
 昔話に登場する老人がどのような知恵を与えてくれるか・・・?(昔の話)・
・・!(笑)余談・ぽたぽた焼き(おせんべい)の袋の後ろには「おばあちゃ
んの知恵袋」という知恵袋が印刷されているよ!(笑)
 
 老人の知恵は思考の逆転の必要性を示している。思い切った発想こそ、われ
われが老人のことを考えるときに必要なことではなかろうか。老人は何もでき
ない、能率的でないから駄目
だと皆は言う。これを逆転して、老人は何もしないし非能率的だから価値があ
ると考えてみてはどうだろう。実際、われわれはあくせく働き、能率や進歩を
追求してきて、本当に幸福になったであろうか。物質的豊かさと精神の貧しさ
に病んでいないだろうか。何をしたのか、どれくらい利益を得たのか、そんな
ことにわれわれがあまりにもこだわりがちとなるとき、ただそこに存在するだ
けという老人の姿は、価値とは何かについて重要なことを教えてくれるのでは
 
 例えば、身近な昔話と言えばもちろん「かちかち山」であろう。(笑)悪い
ことをした、タヌキは爺様に捕まって縄で吊るされていた所を婆様に許してく
れと、心にも無いことをいって婆様をごまかし自分は逃げてしまい。婆様を殺
して逃走した。婆様が死んだことを知ったうさぎは、タヌキが殺したと直感し
タヌキに罪をつぐなってもらおうとひっしにタヌキに悪巧みをした。
 
 自分はうさぎの仕打ちは=天罰だと思う、悪いことをすれば、ばちがあたる
 
 まず昔話の知恵はわれわれに語りかけてくるのである。このように昔話を読
むことは、現代のわれわれの生き方と直接につながってくるのである。
 
 自分は最近マンガばかり読んでいるので、昔話の大切さをあらためて知った
。「幼い頃はけっこう昔話は好きだったのに、いつからこうなったのだろう。
」(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ホームページ