| ぎゃああああーーっ!! |
| イチゴ | の | 森 | の広場 |
| ひろりん | / | あしゆ | 小4 |
| ・・・時の始まりはいつかの2時間目ごろでした。学校の理科の授業の、1つ |
| の植物を続けて観察しよう、という勉強でその木の状態を紙に絵で書くことに |
| なりました。私が観察していたのはハナミズキの木です。 |
| 私は観察する場所が同じの親友と何人かの男子とその場所へ向かいました。 |
| 親友たちと遊びながら書いていると先生がやってきて、「あ、そこの5人、 |
| そこのれんがを先生がいくところまで 運んでくれない?」 |
| といいました。そこというのは観察した場所の近くにある木がいっぱい生え |
| ているところのことです。私の担任の先生、秋山先生は妊娠中で、物を運ぶの |
| はつらいので、私たちに運ばせることが多いのです。最初は私も「めんどいけ |
| どまあいいか」と思ってそこに向かいました。男子が1番先にレンガをとりま |
| した。そして裏を見てみると・・・なんとナ○○ジやカ○○○リなどがいーっ |
| ぱい! |
| 「うわあああああああああーーーーっ!!!!」 |
| 虫嫌いな私はもちろんのこと、親友と私は遠いところまで叫びながらにげま |
| した。男子もこれに「びくっ!」となったようです。でも男子は勇気があり、 |
| ちゃんと先生のところまでもっていきました。私と親友はまだビクビク震えて |
| いました。 |
| ほとんど男子がレンガをもっていき、やはり、 |
| 「馬場さんたちも運んでよー。」 |
| と言いました。私はぜったいにイヤだったので運びませんでした。でも親友 |
| はいやいやながらも恐ろしいところへむかっていきました。そして気持ち悪い |
| やつらがついていないレンガを運びました。ついていなくてもそこにあったレ |
| ンガ、ということでイヤだったようです。さあ、運んでいないのは私だけにな |
| ってしまいました。でも運ぶなんてぜっったいにそんなことしたくありません |
| 。 |
| 「馬場さんも運ぶんだよっ!!あたしだって運んだんだからねっ!!!」 |
| ついに親友にまでいわれてしまいました。親友は口ゲンカに強くて、弱い私 |
| がいいわけをするとかならず負けてしまうので |
| 「うううう・・・・・」 |
| といいつつ私はレンガを運びました。そのレンガには土しかついていません |
| でしたが、とってもイヤでした。 |
| とってもいやで気持ち悪い体験でした。 |