| 私の.宝物 |
| ウグイス | の | 泉 | の広場 |
| はるる | / | くあ | 小5 |
| 私の宝物は、「貯金箱」です。なぜかというと、いざと言う時に、一番必要に |
| なると思ったからです。。 |
| 「ねえ、裕子。この貯金箱いる。」 |
| これが、私と、「まるちゃん貯金箱」との出会いだった。この貯金箱は、鍵 |
| 付きで、ほかの貯金箱とは違う魅力があった。だから私は、なにかにとりつか |
| れたように、それで遊んだ。鍵の開け閉めをなん度もやって、母に怒られた覚 |
| えがある。 |
| ある日、私は、棚の上のかごの中に入っている袋の中身を見てみったくなっ |
| た。その袋をとり、なかを見ていると、なんと、ダイヤモンドの指輪などが入 |
| っていたから私は母の所へいき、 |
| 「お母さん。これなに。」 |
| と聞いた。そうしたら、母は、いきなり怒った。あとから分かったのだが、 |
| あのダイヤモンドの指輪は、結婚する時に、父がくれたそうだ。大切にしまっ |
| ていたのを、私が雑に持ってきたのを見て、怒ったという事もわかった。 |
| 宝物は、その人が最も心の中に残った物だという事がわかった。 |