本当の父 |
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ひまわり | / | あなつ | 中2 |
最近は家族を統合し、理念を掲げ、文化を伝え、社会のルールを教えるとい |
う父の役割が消え掛けている。 |
子供たちから見れば、抽象的な徳目を唱える父親は、煙たがられる。逆に友 |
達のような父親の方がしたしまれる。しかしそうゆう父親の子供は、「自由な |
意志」を持つようになるが、「良い意志」を持つ様にはならない。やはり本当 |
の父親とは子供と対等な関係でなく、常に上下の関係があり、権威を持ってい |
たほうがいいのである。そして自分が真にかちあると思った文化を教え込まな |
くてはいけないのだ。 |
私の父親はきびしい。私がちょっとでも変なかっこうしたり、言葉ずかいが |
悪かったりするとすぐ怒る。そんな父が時々嫌になる。そんな時つい反抗して |
しまう。いつも私は後から反省するのだ。そして父の言ってることは正しいと |
いうことにきずく。これがいつものパターンだ。ある日父のことをははから聞 |
いた。会社の中のこと、今までの苦労のこと、父の小さい時のこと、等など。 |
私ははっきりいって感動してしまった。この時初めて父をすごいと思った。父 |
がしょっていた、そして今しょっている苦労の大きさに。そしてこの文章を読 |
んであらためて、「私の父はいい父なんだなあー」と、思ってしまったりする |
。やっぱり私適には厳しい父親で良かったような気がする。このように権威み |
たいなものを、持っていなかったら、もっということを聞かないかもしれない |
。 |
しかし、友達のような父親を持つ人が皆私のようにいうことを聞かないとわ |
思わない。私の持ってるマンガの一つを取り上げてみる。そのマンガの主人公 |
の父親は、リストラで会社がくびになり、職も無しに家にいつもいる生活をお |
くっている。17歳の主人公はバイトと学校と両立で非常に苦しい毎日を送る。 |
皆にいじめられてもめげずに,ケシテ父に反抗なんかしない、とてもいい少女だ |
。父親なんて関係なく育っている。これはマンガの中だけど、私は現実的にも |
ありえると思う。 |
一番大切なのは、父親がどうこうでわなく自分が父親の言ってること、やっ |
てることについてどう思うか。だと思う。それを素直に認めるか認めないか。 |
それが大きく関わっているのだと思う。 |