ログイン ログアウト 登録
 暗唱は毎日欠かさずやるのが最も続けやすい――できるようにさせて褒めるのが教育、できるようにさせないで叱るのは自分勝手(笑) Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3768番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/4/4
暗唱は毎日欠かさずやるのが最も続けやすい――できるようにさせて褒めるのが教育、できるようにさせないで叱るのは自分勝手(笑) as/3768.html
森川林 2019/06/28 06:00 

 この話は、タイトルのとおりの話です。
 お母さん方の中に、子供といつも楽しく過ごしているのに、子供はしっかりしているという人がいます。
 その反対に、子供をいつも叱っているのに、子供が言うことを聞かないという人もいます。

 優しく褒めて育てるのと、厳しく叱って育てるのとどちらがいいかという話ではありません。
 どんなにいい子でも、叱る場面はありますし、どんなに言うことを聞かない子でも、褒めたくなる場面はあります。

 褒めるにしても、叱るにしても、そのこと自体はそのときの状況に応じてですから、いいことでも悪いことでもありません。
 大事なことは、それ以前の生活の仕組みの中で、子供がうまくできるように準備してあげているかどうかということなのです。

 暗唱の例は、わかりやすい例です。
 暗唱は毎日やっていれば、必ず誰でもできるようになります。
 毎日やると言っても、時間はわずか10分程度です。
 これは、能力や努力の問題ではなく、やれば自然にできるようになることです。
 だから、毎日やる習慣さえつければ、「よくできたね」と、いつも褒めることができます。

 しかし、1日おきにやったり、週に5回やってあとの2回は休みというようなやり方をしていると、スムーズにやることは難しくなり、途中でつっかえたり間違って言ったりするようになります。
 その結果、子供を叱るとまではいかなくても、注意をしたり小言を言ったりしてしまうお母さんが多いのです。
 「もっとちゃんとやらなきゃね」などという言葉です。

 このときのお母さんの注意は全く正しいように思えるので、子供はしゅんとなります。
 悪いのは子供で、それを注意しているお母さんは正しい、というような関係になります。
 しかし、本当は、子供をできるようにさせて、それを褒めるというのがお母さんの役割だったのです。

 では、暗唱を毎日欠かさずにやる時間が取れないという場合は、どうしたらいいのでしょうか。
 そうしたら、それはやらないと決めるのです。

 中途半端にやってあとから小言を言うのではなく、しっかりやって褒めるか、全くやらないでおくかのどちらかです。
 そして、そのかわり、子供を褒めてあげることができるようなことを見つけて、それをやるようにするのです。

 もし、毎日はできないが、暗唱は続けさせたいとしたら、先に進むことは遅くなってもいいので、確実にできるところを何度も繰り返して少しずつやっていくことです。
 そのやり方であれば、無理がないので、どの子も褒めながら続けさせることができます。

 しかし本当は、暗唱はやれば誰でもできることなので、小2までの生徒は特に、毎日やることを習慣にしていくといいのです。
 小3以降になると、暗唱するときに、覚えようという意識が出てくるので、かえって暗唱が難しくなります。
 暗唱は、覚えようという気持ちでやるのではなく、回数を決めて繰り返し音読しているうちに、いつの間にか覚えていたというやり方でやるものです。

 ところで、齋藤孝さんが最近、暗唱に似ているもので、速音読ということを言っています。
 この速音読の方が簡単に取り組みやすいように見えるせいか、暗唱のかわりに速音読をやらせようという人もいると思います。
 しかし、これは暗唱とは、効果が全く違います。
 そして、まず長続きしません(笑)。
 たぶん1回やったら終わりですから、結局何も残りません。
 子供の力を育てるものは、ずっと続けられるものなのです。

 暗唱は、次の動画のような感じで楽しくやっている子もいます。
https://youtu.be/ea0TKJSULIg
(読んでいるのは、言葉の森の読解マラソンの長文です。)

※暗唱の練習を自宅でひとりでは続けにくいという人は、寺子屋オンラインの発表学習クラスや自主学習クラスに参加して、毎週暗唱の発表をしていくといいと思います。

□寺子屋オンライン案内
https://www.mori7.com/teraon/

 発表学習クラス、自主学習クラスの体験学習を希望される方は、お電話でお問い合わせください。
□電話 0120-22-3987(平日9:00~20:00)



 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 子育て(117) 

コメント欄

森川林 2019年6月28日 6時19分  
 小学1、2年生のうちに暗唱の習慣をつけておくと、あとでかなり得をします。
 中学生や高校生になると、学校の勉強も覚えることが多くなります。
 そのときに、覚えることが苦にならないのです。

 というのが、目に見える効果ですが、本当はそれ以上にもっと大事なものがあります。
 それは、日本語の語彙力、リズム感、ものの見方、感じ方が自然に自分のものになることです。
 言葉の森の暗唱文集は、日本の歴史のある古典を題材にしています。
 暗唱を通して、日本文化に親しむという大きな効果があるのです。


nane 2019年6月28日 6時19分  
 今の学校の勉強のほとんどは、受験勉強も含めて暗唱力でカバーできます。
 数学の難問も、解法を暗唱してしまえばできるようになるのです。
 そして、学校の勉強は暗唱力でできるようにさせておく一方で、考える勉強は作文でやっていくのです。


コメントフォーム
暗唱は毎日欠かさずやるのが最も続けやすい――できるようにさせて褒めるのが教育、できるようにさせないで叱るのは自分勝手(笑) 森川林 20190628 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
すせそた (スパム投稿を防ぐために五十音表の「すせそた」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
暗唱(121) 子育て(117) 
コメント1~10件
【合格速報】兵 匿名
すごい 3/26
記事 5281番
新しい教育のビ 森川林
 この勉強の目的は、どこかいい大学に入るようなことではありま 3/17
記事 5309番
これからの学力 森川林
発表広場に発表作品を入れています。 (カメラオフの発表のみ 3/5
記事 5306番
暗唱のコツは早 音楽
本当にありがとうございました。 テスト合格できそうな気がし 3/3
記事 700番
優しい母が減っ 森川林
あきろあさん、コメントありがとうございます。 子供は、もと 2/13
記事 979番
優しい母が減っ あきろあ
森リン先生の投稿をみて、母は甘やかしていいんだと、初めて気付 2/7
記事 979番
中根の担当する 森川林
YKさん、ありがとう。 私が子供にさせたいと思っていたのは 1/27
記事 5267番
中根の担当する YK
創造発表クラス面白くなりそうですね!イギリスの私立学校のカリ 1/27
記事 5267番
これからの学力 森川林
 書き忘れたけど、ひとりの先生が全教科、全学年を教えるという 12/9
記事 5233番
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 3月の 森川林
 よく考えたね。  でも、利己的と自己中心的は、意味が違う 3/25
国語読解掲示板
AIで宿題なん 森川林
AIで宿題なんて簡単にできるようになっている。 解決策は、 3/24
森川林日記
3月の小6の確 あかそよ
大問1-2 利己的と自己中心的はほとんど同じ意味だと思いま 3/23
国語読解掲示板
2025年3月 森川林
●小学校低学年の作文は、書いたあとの添削よりも、書く 3/22
森の掲示板
オープン森リン 森川林
オープン森リンのフォームをホームページに設置したら、早速、ア 3/21
森川林日記
SBペイメント 森川林
スクエアはもっと簡単にできたのに、SBペイメントは仕様書だけ 3/19
森川林日記
この1週間、ほ 森川林
 この1週間、ほとんど何も仕事をしなかった。  思索と森リ 3/12
森川林日記
Re: 題名( さき
あなたのコードとパスワードが見つかりません、と表示されます。 3/9
森林プロジェクト掲示版
森プロの講師ペ さき
いつもお世話になっております。 森プロの講師ページが開かな 3/9
森林プロジェクト掲示版
BtoB集客1 大谷優花
《 法人向け集客を1件1,000円で 》 私たちは集客 3/8
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習