言葉の森は、作文の勉強をする日本で最も長い伝統を持つ教室ですが、単に作文を書く力をつけるだけではありません。
作文力とともに、次のような力もつけられるのです。
◆暗唱力がつき、覚える勉強が楽にできるようになる――暗唱検定と暗唱チェック
◆読書力がつき、よりレベルの高い本を読むようになる――オンラインの読書紹介
◆親子の対話が盛んになり、話す力、聞く力がつき、語彙が増える――作文の予習シート、構想図発表
◆受験作文力がつき、中学入試、高校入試、大学入試、就活で役立つ――受験作文コース
◆読解力がつき、国語の勉強だけでなく、あらゆる勉強の基礎ができる――問題集読書の練習
◆国語、算数数学の勉強の仕方がわかり、毎日の自学自習の習慣がつく――自主学習コース
◆子供の勉強や生活に関する相談がいつでもでき安心できる――電話面談、オンライン保護者懇談会
◆友達との交流の中で、毎週楽しく作文が書けるようになる――寺オン作文コース
◆国語、算数数学、理科の創造的な学習に取り組めるようになる――発表学習コース
大学入試がゴールではなく、その先にある創造的な仕事をするための実力をつけるのが言葉の森の勉強の目標です。
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普段の学校や塾でのテストは、出題範囲の知識を覚えるなどの準備が成績を左右しますから、本当の実力というわけではありません。
入試の場合は、そういう準備よりも、本来の実力の差が出てきます。
その実力のもとが読解力です。
受験期に成績の上がる生徒は、読解力のある生徒なのです。
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これまでの学力と言われるものは、覚えた知識を再現する力でした。
考える問題のように言われている算数数学の分野でも、解法を覚える勉強によって高得点を取るというパターンができたので、ほとんどの勉強が時間をかけて詰め込めば成績が上がるようになったのです。
その結果、優秀な成績で大学に入ったはずの学生が、意外に考える力がないということがわかってきました。
それが今、世界の大学ランキングで東大や京大がかろうじて後ろの方に入っているという状況を生み出しています。
このことに対する危機感から、日本の大学も、生徒の真の実力を見るためのテストとして手間のかかるAO入試を取り入れるようになりました。
このAO入試についても、合格することを受験テクニックのように教えるところがありますが、言葉の森の教育の目的はそうではありません。
東大の推薦入試に合格することが目的なのではなく、東大の推薦入試が目指しているのと同じような新しい学力をつけることが目的なのです。
それは別の言葉で言えば、考える勉強、発表する勉強、創造する勉強を目的とするということです。
そういう思考力、表現力、創造力を伸ばすような学習ができるようになったのは、オンラインのウェブ会議システムが誰にも利用できるようになったというインフラの力によるところがかなりあります。
しかし、それ以上に大事なことは、言葉の森の教育理念が、もともとそのような学力を育てることを目的としていたということなのです。
この教育には、家庭の協力が重要な要素となります。
従来の教育のように、学校や塾に任せるという勉強ではなく、家庭で親子の対話や協働を通して、学力だけでなく文化も育てていくというような勉強なのです。
教育は、単に成績だけを上げるものではなく、その子供のトータルな人間力を育てることを目的としているものです。
成績が上がるとか志望校に合格するとかいうことは、勉強の結果であって目的ではありません。
もちろんそういう理想だけでは受験期の最後の1年間は乗り切れないので、受験直前の時期には必要悪と割り切って詰め込む勉強もしていく必要があります。
しかし、それも、それまでの真の学力である思考力が備わっていれば、短期間で成果を上げることができるのです。
言葉の森では、この新しい教育を発表教育という名称で呼び、現在ウェブ会議システムを使った発表学習コースの少人数クラスを開いています。
まだ、このコンセプトがわかりにくいためか、参加する生徒は多くありませんが、私の子供がまだ小さかったらぜひやらせてみたかった勉強です。
将来は、こういう家庭と結びついた考える力を育てる勉強がもっと広がっていくと思います。
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「寺子屋オンラインの発表学習コース」
https://www.mori7.com/as/3308.html
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考える力のある子にとって、受け身で聞くだけの勉強は、それがどれほど優れた授業であっても物足りないものです。
実力のある子は、自分も参加できる勉強をしたいのです。
しかし、そういう機会は、今の教育ではあまりありませんし、そういうことを一緒にする友達というものもいません。
だから、言葉の森がそういう枠組みを作ることにしたのです。
それが、言葉の森の作文教育の出発点です。
そして今、それを発表教育という教科全体の勉強として取り組むことにしたのです。
寺子屋オンラインの発表学習コースの料金は、本当は、世間の普通の水準の料金よりも高いぐらいでいいととは思っています。
それは、やる気のある子にとっては、かなり密度の高い授業になっているからです。
そしてまた、料金というものは、高いほど誰でも一生懸命に取り組むものなのです。
しかし、こういう真に役立つ教育を広げるためには、今の日本の社会にある教育格差を克服しなければなりません。
だから、敢えて、常識ではあり得ない料金設定にしたのです。
それを、ひとつのビジネスモデルとしてやろうとしているところが、この寺子屋オンライン教育のもうひとつの挑戦です。
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