●動画:
https://youtu.be/akAc8KTRdEA
初回のオンラインサロンは36名の参加で、22日(日)の朝10時から行われました。
最初に、中根が、30分ほど資料をもとに話をしました。
▽資料
そのあと、質問の時間が30分ほどありました。
今回は、分科会は行わなかったので、全体で1時間ほどで終了しました。
質問の時間に、いい話が二つあったので、紹介します。
ひとつは、今中学2年生の生徒の話で、小学校高学年のころ参加していた創造発表クラスの授業が役に立ったという話で、中学での発表の時間に、発表の仕方が上手だと褒められたそうです。
同じようなことを、以前、中1になった生徒のお母さんからも聞いたことがあります。
言葉の森のオンライン五人クラスのように、少人数であれば、毎回発表ができますが、人数の多い学校などでは発表の機会というのはまずありません。
今、オンライン五人クラスに参加している生徒のみなさんは、この発表(読書紹介や作品発表)の時間をぜひ生かしていってください。
もうひとつは、30年前に言葉の森の生徒だったという、今小6の子のお母さんからの話で、「中根先生お久しぶりです」と言われて驚きました。(笑)
小学生に習った作文が、社会に出てから必要性を感じることが多かったという話で、子供たちみんなに聞かせたい、いい話でした。。
そして、小学生のころに毎日小学生新聞に作文が掲載されたことが今でもいい思い出になっているという話はとても共感できました。
子供時代のそういう思い出は、人間の一生の自信につながります。
だから、子供時代に、お母さんや先生がその子のいいところを評価することが大事だとあらためて思いました。
次回のオンラインサロンは、9月11日(土)朝10時~です。
今度は、前半が中根の話、後半を分科会という形でやっていく予定です。
お申込みは下記のページからお願いします。
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=osl202109
どなたでも参加できますが、言葉の森のコードを取得していない方はコード登録で登録をしてご参加ください。
https://www.mori7.net/tr.php
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https://youtu.be/FPfS8-JUTkw
8月20日より、言葉の森オンライン新聞のメール送信を開始します。
この新聞の受信メール登録は解除することができますが、毎週言葉の森からの重要な連絡や記事をお送りしますので、言葉の森の生徒の保護者のみなさんは登録を解除されないようにお願いします。
なお、メールの登録先を変更される場合は、検索の坂の「ニックネームなどの変更」のリンクからお願いします。
https://www.mori7.net/kennsaku/
言葉の森新聞は、これまで、ウェブでごらんいただくか、メールマガジンにご登録していただくかで、見ていただくことができました。
しかし、この形ですと、言葉の森からの連絡をご存知ない方も多かったので、これからは、生徒の皆様には一律に、言葉の森オンライン新聞としてメール送信させていただくことにしました。
メール送信の頻度は、毎週1回ですが、そのほかに学年ごとなどに範囲を絞ったご連絡も必要に応じて行う予定です。
言葉の森オンライン新聞の記事は、下記のウェブでごらんいただけます。
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=osb
メールに対する直接の返信や、オンライン新聞の記事に対する直接のコメントはできませんので、ご質問やご感想がある場合は、質問感想掲示版、又は、個別れんらく板からお送りくださるようお願いいたします。
追伸
本日8月20日の朝9時ごろ、メールのテスト送信をしたところ、「絵のテスト」が誤って配信されてしまいました。
ご迷惑をおかけしましたことをお詫びします。
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https://youtu.be/c5sWn8NgCcw
小学生の子供たちの勉強の仕方を見ていて、よく疑問に思うのは、小学生なのに勉強をやりすぎている子と、小学生なのに勉強をやりなさすぎている子がいることです。ちょっとややこしいですが。
やりすぎている子の問題はよく書くので、今回はやりなさすぎている子の問題を中心に話します。
その前に、簡単に、やりすぎている子の問題を言うと、小学生のころの勉強はどんなに先に進んでいるように見えても、それはみんなの学年が上がればすぐに追いつかれてしまうことです。
それなのに、小学生のころの貴重な時間に読書とか自分の好きな遊びとかを制限して勉強に時間をかけるのは、本当にもったいないと思います。
そして、もうひとつ、小学生のころに勉強をやりすぎている子の問題は、中学生になっても、高校生になっても、自分のための勉強ではなく、人に見せるための勉強になりがちなことです。
例えば、自分にとって簡単にできる問題を難題も解いて時間を費やすような勉強の仕方を、中学生や高校生になっても続ける子がいるのです。
それは、たぶん机に向かって座っている時間を長くすることが勉強だと思っているからです。
しかし、やりすぎている子の問題はこれだけにして、今回はやりなさすぎている子の問題です。
オンライン夏期講習で、オンラインの授業のある日は勉強するが、それ以外の日は問題集のページが進んでいないという子が時々いました。
勉強の基本は自学自習の家庭学習ですから、毎日自分で決めた勉強の時間を持っていることが大切です。
その毎日の勉強を、1週間に数回かオンラインクラスの授業に出ることによって、チェックしてもらうというのが、オンラインの授業の本来の姿です。
ところが、オンラインクラスの授業に出たときだけ勉強をして、あとは何もしないという子もたまにいます。
それでは、もちろん力はつきません。
作文の勉強でも、その日に頑張って書くことが大事なのではなく、事前の準備を準備してくることが大事だということと同じです。
授業に出たときと、次の授業に出るときの間に何をするかということが大事なのです。
その毎日の勉強の仕方の基本になることをオンラインクラスで行っているのです。
小学生のころに勉強の習慣をつけておけば、受験期になっても、その勉強の習慣を強化するだけでいいので、特別な負担はありません。
しかし、そのためには、毎日の勉強時間は、子供が普通にやればすぐに終わるぐらいの量に限定しておく必要があります。
世間のお母さんにきわめてよくある考え方は、勉強は短い時間よりも長い時間やった方がいいという考えです。
時には、子供がその日の課題を早く終わらせると、もったいないからと言って、勉強を更に追加させるお母さんがいます。
そういうお母さんは、想像力と共感力が不足していると思います。
もし、自分が子供だったとしたら、早く勉強を終わらせたときに追加の勉強をさせられてどう思うかということです。
そういう追加の勉強をさせられた子は、そのときはしぶしぶやると思いますが、次回からは、だらだら勉強をして時間をかけて終わらせようと思うはずです。
こうして、能率の悪い勉強の仕方が身についてくるのです。
実は、こういう家庭は意外と多くて、言葉の森の通学教室に通っていた子の中にも、作文を時間をかけて書いている子に聞くと、「だって早く帰ると勉強させられるから」という子が時々いました。
家庭学習の勉強は、子供が、「これなら早く終わらせてあとは遊ぼう」と思えるぐらいの短時間にして、しかし、そのかわり毎日同じようにやるというのが基本です。
こういう毎日の家庭学習の習慣がついていない子は、算数数学や英語が苦手になりがちです。
なぜかというと、算数数学と英語は、その場の知識と理解だけで済む勉強ではなく、比較的長い期間の積み重ねが必要な勉強だからです。
そのかわり、毎日の勉強の習慣として取り組めば、誰でもできるようになる勉強なのです。
家庭学習の習慣をつけるためには、子供の小学1年生からの最初の方向付けが大事です。
短い時間でいいので、毎日の勉強の時間を決めることと、それを子供がすぐに取り組めるくらいの量にとどめておくことです。
また、これは私の個人的な考えですが、何かの理由があって勉強を休んでしまった場合、それを翌日に持ち越して皆勤賞を目指すなどということはやらない方がいいと思っています。
私は、自分自身も、また子供に対しても、休んだ分をあとで取り戻すということはしたことがありません。
休んだのはもう過去のことなので、それはそれでおしまいにすればいいと思っていたからです。
ただ、世の中には、そういう考え方とは正反対に、皆勤賞を目指し、しかもそれを楽しくやっている人がいることは認めます。
自分の人生観に合ったことをやるというのが大事なのかもしれません。
しかし、何度も言いますが、私は皆勤賞を目指したことは一度もありませんが、結果として40年近く仕事を1日も休んだことがありませんでした。
インフルエンザで高熱のときも、平気で授業をしていたぐらいです。
しかし、昨年は無理矢理に入院させられて(笑)、強制的に休まされましたが。
ということで家庭学習の基本は、毎日やること、しかし、無理をしたり長時間やったりしないということで、特に大事なのは、毎日ということになると思います。
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犬の世界にあだ名という概念はありません。なぜなら、名前そのものがあだ名のようなものだからです。
動物病院の診察券には、社長さんの名字をつけて「中根ゆめ」と書かれていますが、名字は取ってつけたようなもので、ほとんど意味はありません。
私の名前は、明るい希望を感じられるような名前がいいという社長さんの要望により、ママが考えてつけてくれました。
でも、中には私のことを「ゆめ」と呼ばない人もいます。
この前亡くなったおじいちゃんは、私のことを「クロ」と呼んでいました。
M先生は、私のことを「こいぬくん」と呼びます。
二人とも、私が女の子だということを完全に忘れています。
それはともかく、この「クロ」とか「こいぬくん」とかという呼び名が犬にとってのあだ名になるのでしょうが、こんなふうにあだ名がついている犬はほかにはあまりいないのではないかと思います。
もしかしたら、二つもあだ名があるのは、私がちょっとしたゆーめー人(犬)だからかもしれないなあなどと考えているうちに、今日もまた夢の世界へと入っていくのでした。おやすみなさい。
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https://youtu.be/F9_xYTWUxFA
人生論的な話のようなタイトルになりましたが、これは勉強の話です。
というか、勉強にも共通する人生の話と言えるかもしれません。
優れた先生の優れた講義を聴くと、すごく得したような、何かを得たような気がします。
しかし、そこで得るものは多くはありません。
もし、ただ見たり聞いたりするだけで人間が成長するならば、世の中にはいい映画もいい動画もたくさんあります。
それを見るだけで、みんなが立派な人になると言えればいいのですが、そういうことはまずありません。・
では、どこで人間が成長するかというと、それは自分で手足を動かすことによってです。
自分で動き出せば、必ずうまく行かないところが出てきます。
そこを切り抜けることによって人間は成長していくのです。
自学自習とは、そういう勉強法です。
先生の講義を聴くだけよりも、自分で問題を解くことによって、わかるところとわからないところが明確になり、そのわからないところをわかろうと努力することによって、学習は進歩していきます。
ただし、途中でどうしてもわからない問題にぶつかるときはあります。
そのときだけは、先生に聞けばいいのです。
実は、こういう自学自習の勉強をすると、能率がきわめてよくなります。
よく、受験生でごく短期間に、成績を急上昇させる人がいます。
それは、自学自習を中心とした勉強をした場合です。
受験生でなくても、自学自習を中心にした勉強をしていると、勉強時間は短くても、学校の進度はすぐに追い越すようになります。
では、なぜこういう勉強法が普及していないかというと、多くの人は自分でやることに不安を感じるからです。
その不安を乗り越え、自分の考えで勉強を進めることによって、勉強の能率が上がるとともに、自分自身の精神も成長していくのです。
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https://youtu.be/C7iMJByy-Lw
言葉の森では、これまでときどき保護者懇談会をしたり、読解検定の説明会をしたりという形で、代表である中根がみなさんの前で話をする機会を持ってきました。
しかし、私自身がもともと話し好きではないこともあって、全体の話はその程度で終わっていました。
ところが、こういうコミュニケーションの場が、意外に重要であると思ったのは、参加される方がそれぞれ独自のいい意見を持っていると知ったからです。
だから、そういう人たちの発言と交流の場として、中根が最初の話をするというのはいいことではないかと思いました。
当面は、オンラインサロンは、全体会中心に行っていきますが、そのうちに、分科会を作り、その分科会で話を深め、そこに私も参加するという形を取りたいと思っています。
言葉の森のやっていることは、どの分野もかなり先進的です。
人の真似で始めたところはほとんどなく、すべてオリジナルに考えて作ったものです。
だから、言葉の森主催の会合というのは、同じように物事をオリジナルに考える人にとっては大きな参考になると思います。
このオンラインサロンは、毎月第2土曜10:00~と第4日曜10:00~に行います。
その2週間の間に載せたホームページの記事を中心に、現代の教育の問題について話をする予定です。
土日に分けたのは、生徒や講師の中には、土日の午前中にクラスを持っている人もいるからです。
ただし、第2土曜と第4日曜の内容は、それぞれ新しい内容です。
第1回目のオンラインサロンは、8月22日(日)午前10;00から行います。
時間は、話す内容が盛りだくさんですが、できるだけ30分以内にまとめ、あとは質疑応答の時間に充てたいと思います。
オンラインサロンの参加には、事前の予約が必要ですので、下記のページから申し込み予約をお願いします。
言葉の森オンラインサロン8月予約
https://www.mori7.net/jform_pre.php?f=osl202108
オンラインサロンの詳細は、
言葉の森オンラインサロン掲示版に載せます。
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=osl
8月のテーマは、ひとつは夏期講習の話で、もうひとつは、8月の言葉の森のホームページの記事をもとにした話です。
参加のお申込みは、
言葉の森オンラインサロン8月予約のページからお願いします。
8月の主なテーマは、
・夏期講習の経過
・志望校別受験作文
・小1の作文読書
・読書感想文
・森林プロジェクトについて、などです。
8月のホームページの記事(8/15現在)
記事の詳細は、
全記事からもごらんいただけます。
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△位山(くらいやま)の駐車場(台風が来ていたので、誰も来ていない。)
●動画:
https://youtu.be/CwsBtkEXIsY
以前、父の実家のある岐阜県の位山(くらいやま)というところに山登りに行ったときのことです。
その日は、ちょうど台風が来ていたので、山頂まで行って戻るまでの間、誰にも会いませんでした。
その位山に行く途中の道を車で走っているときに、山があり、川があり、田んぼがあり、いいところだなあと思ったのですが、同時に、道の脇に並んでいる床屋さんとか飲食店とかが、いかにも古びて寂しげな様子が気になりました。
昔は、田舎に工場を誘致するということもあったのでしょうが、今は工業製品の生産は途上国に移り、国内で生産するようなものは、人手がなくて済むようなものばかりになっています。
こういうところでは、農産物は自給自足で、美しい自然に恵まれているとは言っても、現金収入を得ることが難しいのです。
そこで、運転しながら考えていたのは、こういう自然の豊かなところで現金収入を得るためには、オンラインの仕事が必要なのではないかということでした。
オンラインの中でも、教育の分野が最も多くの雇用を生み出す可能性があります。
そして、オンラインでつながった人が、夏休みなどに、オフラインの交流をするために、この自然の豊かな田舎に集まるというのが、オンラインとオフラインの理想的な組み合わせだと思いました。
これまでの教育は、少数の優れた先生が、30人から40人の生徒を一斉に教えるというのが普通のパターンでした。
その一斉指導の仕組みができたのは、その時代が、画一的な知識水準を持つ大量の人々を必要としていたからです。
しかし、この一斉指導のシステムは、今時代遅れになりつつあります。
一斉指導が時代遅れになるひとつの理由は、これからの教育が、優れたビデオ授業や優れたAI授業によって、中途半端に優れた先生を必要としなくなるからです。
もうひとつの理由は、これからの子供たちに求められるもの、つまり、これからの社会が必要としているものは、画一的な知識ではなく、個性的で創造的な思考力だからです。
優れたAI授業というものも、結局は、画一的な知識をいかに無駄なく詰め込むかという前提で考えられています。
どれだけ能率よく知識が詰め込まれたとしても、それは単なる出発点で、本当の教育はそこから何を創造するかという方向に進むのです。
では、その創造的な教育は、どのようにして行われるかというと、それは優れたビデオ授業や優れたAI授業によってではなく、少人数の対話と交流を土台とした創造的な学習によってです。
そのような学習の場を支えるものは、子供たち一人ひとりと関わることのできる少人数クラスの先生です。
だから、これからの教育には、少人数クラスを担当する多数の講師が必要となるのです。
このことは、田舎の新しい産業ということに留まるものではありません。
今後、ロボット化、AI化の進展によって、多くの仕事が人間の雇用を必要としなくなります。
それは、見方を変えれば、その仕事が、人間が関わる価値を持たなかった仕事だったということです。
だから、人間は、人間が関わるにふさわしいより価値のある仕事をすればいいのです。
では、価値とは何かというと、それは、土地でもゴールドでもなく、また、最近よく言われているSNSの人気などでもなく、世の中に新しいものを作り出す、又は、新しいものを提案するという意味の創造なのです。
では、その創造はどこから来るかというと、創造は幅広い意味では、生物の持っている本質です。
だから、生物は、これまでの多くの自然災害やパンデミックを切り抜けて、自身を進化させてきたのです。
その生物の持つ創造という本質をより高度に持つ存在が人間です。
そう考えれば、創造的な子供たちを育てる教育というものは、創造の準備として、創造そのものに匹敵する価値を持つ仕事だと言えるのです。
さて、ここから、森林プロジェクトの具体的な話です。
言葉の森は、40年前から作文教室を開いてきました。
当時、作文を教えるという概念自体がない中で、独自に作文の指導法を確立してきました。
そのころの作文は、教えるものではなく、書かせるだけのものだったのです。
その作文指導のノウハウを、作文教育に関心のある誰もが使えるようにするために、森林プロジェクトという企画を立ち上げました。
これは、言葉の森の作文教材と作文指導法を使って、誰でも自由に作文教室が開けるようにするという企画でした。
ただ、その後、私がほかの仕事で忙しくなったため、森林プロジェクトのページもほとんど更新せず、メンバーが自由に作文教室を運営するというままに任せてきました。
しかし、先日、今年の6月の森林プロジェクトメンバーの人数報告を見て、多くの人ががんばっていることを知り、森林プロジェクトを今後改めて活性化しようと思いました。
人数報告とは、その先生が今何人の生徒を教えているかという月ごとの報告です。
人數報告のある教室は、言葉の森のリンクに載せることになっています。
森林プロジェクトのメンバーは、数の上では50人ほどいますが、外部向けに教室を開いていない人もいるので、6月の人数報告の件数は17件でした
その6月の人数報告によると、17人の先生が、合計225人の幼児から高3までの生徒を教えているということがわかりました。
1人の先生が平均15人の生徒を教えているという計算になりますが、生徒が少ない人は1人から、多い人は48人までの生徒を見ています。
ほとんどの教室が、今はまだ通学形式だと思いますが、今後オンラインクラスのよさが広がれば、オンラインで指導できる教室も増えてくると思います。
森林プロジェクトを広げるのは、言葉の森の持つ教育の理念を広げるという面もありますが、それ以上に、子供の教育に関心のある多くの人が、教育という仕事をする機会を作るためでもあります。
今、言葉の森で作文の個別指導やオンラインクラスの指導をしている講師は、講師として優れているばかりでなく、教育以外の他の分野でも、また人柄も優れているばかりだと思います。
講師の中には、教員免許を持っている人もいますし、教職に携わっていた人もいますが、かなりの人は教育とは関係のない経歴です。
大体、代表である中根自身が、花が好きだったから園芸学部に入り、しかし、すぐに花の世話に飽きて(笑)、マスコミを目指し、しかし、マスコミの試験で不合格になり、マスコミよりも魅力のある作文教育を目指したという経歴です。
だから、世の中には、教育とか子供を教えるとかいうことを仕事して考えたことがない人がたくさんいて、そういう人が実は、新しい教育の講師として大きな可能性を持っていると思うのです。
今回、森林プロジェクトの講座案内を更新したことに加えて、森林プロジェクトの掲示版も新しく作り直しました。
▽森林プロジェクト講座案内
https://www.mori7.com/sikaku/
▽森林プロジェクト掲示版
https://www.mori7.net/ope/index.php?k=spj
ぜひ、多くのみなさんが、森林プロジェクトに参加し、自分の人生の新しい面を切り開くと同時に、日本の子供たちに新しい創造的な教育を行う仕事に参加してください。
森林プロジェクトに参加するための講座は、もちろん有料ですが、これは単なる消費ではなく、自分の未来に対する投資です。
また、既に森林プロジェクトの手続きを途中まで済ませたが、その後、時間がたって自分がどこまで手続きをしたか忘れている方や、そのうち試験問題をなくしてしまったという方も(笑)いると思います。
そういう方も、ぜひこの機会に、言葉の森までお問い合わせください。
お問い合わせは、
個別れんらく板からできます。
多くの人の力で、日本に新しい作文教育、創造教育の輪を広げていきましょう。
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岐阜県の位山に行ったとき、車を走らせていて、きれいな山や川と人のあまりいなそうなお店を見て考えたところから始まります。
これからの新しい教育は、対話と交流のある少人数クラスの創造的な教育です。
そのためには、多くの講師が必要になります。
森林プロジェクトの作文講師資格講座のページを更新しましたので、教育に関心のある方はぜひごらんください。
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https://youtu.be/ZaaJ3YOyRos
言葉の森の読書感想文の指導は、3日に分けて1200字を書くというものです。
1日に400字ですから、誰でも書けます。
書く内容は、単なる感想ではありません。
感想文は、感想という言葉があるので、誤解されやすいのですが、感想だけなら「面白かった」「つまらなかった」以外に書きようがないのが普通です。
その感想の裏付けとなる、自分の体験や自分の知識を入れて書くから、感想が具体的になるのです。
そこで、言葉の森では、事前の似た話の準備に力を入れています。
こういう感想文指導を始めたのは、言葉の森が最初です。
それまで、読書感想文の指導というのは、雲をつかむような話ばかりで、ほとんどの子供は苦労していたのです。
大部分の子は、あらすじを長々と書いて、最後に短くどうでもいい感想を書くという形でした。
さて、言葉の森の指導法で、3日に分けて1200字の感想文のユニットを仕上げたあと、大事なのは全体をまとめることです。
まず、1日目と2日目の話、2日目と3日目の話が自然につながるように、間につなぎとなる文を入れる必要があることが多いと思います。
しかし、これはそれほど難しくありません。
「そのあと、こうなった」という途中経過の短いあらすじを入れるぐらいでいいのです。
難しいのは、最後の感想です。
3日目に書く感想は、3日目の文章に関する感想であるとともに、3日間にわたる全体の感想です。
この全体の感想を書くという構成力は、小学5年生にならなければ出てきません。
小学5、6年生や中学生でも、自分の力だけでうまくまとめられる子はあまりいません。
だから、ここは親と相談していく必要があります。
結びの感想は、言葉の森の小学5、6年生の作文で学ぶ「わかったこと」や「一般化の主題」です。
一般化の主題とは、「人間は」とか「人間にとって」という言葉でまとめていくことです。
この結びの出来が、1200字の感想文全体の印象を左右します。
言葉の森が以前、サンプルとして作った「桃太郎」の感想文を載せます。
この書き方を参考にして、お父さん、お母さんと相談しながら最後の感想をまとめてみてください。
▼「桃太郎」の感想文
https://www.mori7.com/as/1314.html
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1200字の読書感想文は誰でも書けますが、結びの感想をまとめるのは、子供の力ではなかなかできません。
だから、結びの部分は親子で相談して書くといいのですが、大事なことはやりすぎないことです。
子供の力が6割ぐらいで、親の手助けが4割ぐらいならいいのですが、親の手助けが6割以上になると、子供はそれを自分が書いた感想文とは思えなくなります。
そういう感想文の出来がいくらよくても、子供はうれしくないのです。
読書感想文は、誰でも書けます。
言葉の森が、日本でたぶん初めてその書き方を具体化したからです。
(オーバーに聞こえますが本当です。)
それまでの感想文指導は、雲をつかむような話ばかりで、たまたま上手に書く子がいても、ほとんどの子は長々とあらすじを書いて、最後に短く「私も……したいと思います」のようなとってつけた感想を書いていたのです。
ところで、感想文の宿題でいつも問題に思うのは、小学2年生以下の生徒に感想文の宿題を出すことと、中学生に「税金」とか「人権」とか決まりきった宿題を出すことです。
なぜ、そういう宿題を出すかというと、その先生が授業で感想文の指導できないからなのです。
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