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作文が苦手の子の勉強法 as/659.html
森川林 2009/10/19 18:28 


 言葉の森に問い合わせのある人の声で多いのが、「作文が苦手」「国語が苦手」というものです。

 作文も国語も、勉強のさせ方がわからないという共通点があるようです。国語や作文は、得意な子はなぜ得意なのかわからないが得意で、苦手な子はこれもなぜ苦手なのかわからないまま苦手であるということになっています。


 先日、あるお母さんから、「学校の宿題の作文を何日もかけてやっているので、親も子もくたびれてしまう」という話を聞きました。

 こういうときの対策は簡単です。子供に書かせようとするのではなく、親が全部作文に書くことを言ってあげてそれをそのまま書かせればいいのです。

 作文の勉強は、必ずしも自分の力だけで書くこととは限りません。自分で書く力をつけることが勉強ですから、その手段として筆写や聴写をするのは十分に意味あることです。

 自分で書かせようとして何日も書けるよりも、親の言ったとおりに書かせて、それで空いた時間を読書などにあてていく方がずっといいいのです。


 作文の力、国語の力をつける方法は、実は単純です。

 第一は、まず書くことです。それは、自分で作文を書くだけでなく、書き写しでもかまいません。頭と手が連動する練習をするということです。

 第二は、読むことです。読む力がつけば、必ず国語力も向上します。読む際の基本は、子供の好きな本を、たとえ大人からレベルが低いと思われるようなものであっても、好きなだけ読ませてあげることです。そして、その一方で、子供に読んでほしい本は、読み聞かせをしてあげるか、毎日ページ数を決めて勉強として読ませるようにします。

 第三は、模範になる文章を決めて暗唱することです。


 この、作文、読書、暗唱の三つをするときに大事なことは、どこまでやるかという基準を決めることです。「やれるところまで」とか「できるだけ」とかいうあいまいな目標ではなく、作文なら例えば150字、読書なら50ページ、暗唱なら100字を100回などと決めていくことです。

 ただし、現代の子供は、突然100字を100回の暗唱といってもなかなか実行できませんから、やりやすい字数と手順を考えてあげることも大切です。


 作文力、国語力は、小学校時代はなかなか上がりません。小学生のころは、勉強の時間以外に家庭で読んでいる本の量や対話の量が子供によって大きく違うので、毎日数十分勉強するようなことでその生活時間の差を逆転することはできません。しかし、小学校高学年から中学生、高校生になると、生活の中での読み書きよりも、勉強としての読み書きの時間の方が国語の成績を左右するようになります。

 国語という教科は、学年が上がるほど勉強によって力をつけやすくなる教科なのです。

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記事 658番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
暗唱は頭の早朝ランニング as/658.html
森川林 2009/10/17 20:10 


 港南台教室では、9月から900字暗唱に挑戦してきました。一週目は300字を暗唱します。2週目はその次の300字を暗唱します。3週目はその次の300字を暗唱し、4週目に900字全部を暗唱します。毎日、10分の勉強で、だれでも1ヶ月で900字の暗唱ができるようになります。

 ただし、4週目の暗唱チェックで1ヶ所でも読み違いがあると、更にもう1週間900字を毎日4回ずつ暗唱してくることになります。接続詞や助動詞も正確に暗唱するのですから、少し厳しいと思われるかもしれません。しかし、これは将来、英文の暗唱する場合に、複数形や冠詞の有無など日本人にとってはあまりなじみがないところも丸ごと覚えることと同じです。暗唱する場合は、できるだけ正確に覚えておく習慣をつけておいた方がいいのです。

 歌を歌うときに、歌詞を1ヶ所も間違えないように、900字の暗唱をするときに、文章を完璧に暗唱できるようにすることはそれほど難しいことではありません。しかし、ほんのわずかのミスで再度暗唱するようになったときに、親は子供にどのように話をしてあげたらいいのでしょうか。大事なのは、暗唱というものに対する位置づけです。


 まず第一は、ほとんど覚えた900字の文章を1日4回暗唱することは、実は意外に楽しいものだということです。暗唱は、毎朝のランニングと同じように、習慣になると頭のウォーミングアップになります。暗唱の目的を文章を覚えることと考えると、ほとんど覚えているものを、まだ覚えるために練習するという空しさを感じますが、暗唱の目的を頭をよくするための頭脳のランニングのようなものと思えば、毎日の暗唱は苦になりません。

 第二は、同じところを繰り返すことによって、本当の実力がつくということです。現代社会では、大人も子供も先に進むことに価値を見いだしがちです。しかし、実は先に進むよりも、同じところたっぷり繰り返すことが実力をつけるためには大事なことなのです。中村天風の子供時代の剣術の修行は、同じ場所を何度も前後に往復してひたすら素振りをする練習でした。明治時代に四書五経をを暗唱した人たちは、大人になってからも折に触れてその暗唱を口ずさんでいました。塙保己一は18歳のとき、般若心経約300字を1日100回1000日間暗唱するという練習を自分に課しました。いずれも、できるようになったから完成なのではなく、できたあとも続けることに意味があったということです。

 第三に、しかし、同じことを同じように続けることに飽きが来ることは当然あります。そのため、暗唱がすっかりできるようになった文章については、暗写をすることを目標に読んでいくようにします。暗写とは、全文を見ないでもそのまま書けるようにすることです。その際、読点の場所や漢字とひらがなの区別についてはそれほど厳密でなくてもかまいませんが、できるだけ原文どおりということを原則としていきます。また、この暗写と似ているもう一つの目標が、できるだけ早口で読むことです。覚えた文章を猛スピードで読むと、それがすっかり頭の中に定着します。


 今回の900字暗唱では、暗写はしませんでしたが、次回は、暗写までを目標にしていきます。なぜ暗写をするかというと、読み言葉と書き言葉の間には、脳を使う場所の違いがあるからです。そのため、暗唱したことがそのまますぐには文章を書く力には反映しないのです。

 ただし、900字の暗写をそのまますると、それだけで2、30分かかってしまいます。かといって、テスト形式の問題を作るとシステムが複雑になります。今考えている方法は、毎週の300字の暗唱のあと、自信のある文章100字分を暗写するというやり方です。


(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)


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記事 657番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
暗唱のコツはただ単に繰り返すこと as/657.html
森川林 2009/10/16 22:15 


 今日、体験学習に来た小2の男の子に、100字の暗唱をしてもらいました。
 ルビは振ってありますが難しい漢字も多く、最初は何度も間違えながらやっと1回読み終えました。この分だと、10分間読んでも数回しか読めないというペースです。
 しかし、今回は、暗唱用紙を使って30回読む練習にしているので、時間はいくらかかっても平気です。

 低学年の子は、最初のうちは横にだれかがついていないとできないようです。そこで、私(森川林)は、横で色鉛筆を削りながら暗唱を聞くことにしました。

 片道の15回まで読んでも、最初と同じペースです。しかも、あちこち間違えたり飛ばしたりします。それでも、読み終えたつど、「お、上手になったね」「うまくなったぞ。その調子」などと励ましながら暗唱を続けます。

 残り10回ぐらいになると、自分でもだんだん終わりに近づいてきたことがわかるので、だんだん元気が出てきたようです。残りの5回で、つっかえながらも大体全文を言えるようになりました。

 30回読み終えたあと、「わあ、すごい。よく読めたね。じゃあ、見ないで言ってみよう(笑)」と長文を裏返しにすると、「えー!」と言ったあと、間違いなくすらすらと言えました。
 これには、子供も自分で驚いたようです。こういう難しい文章を自分の力で暗唱するという経験は、これまでなかったはずです。
 この子のような間違えたりつっかえたりの読み方だと、多くのお母さんは、気長に褒めることができずに、途中であきらめてやめさせてしまうと思います。

 勉強のコツは、ただ反復することです。それも、目先を変えて反復するのではなく、同じことを同じように反復するのが大事です。これは、小学生の勉強にとどまらず、中学生や高校生の勉強にもつながる重要なコツです。

 貝原益軒は、100字の文章を100回暗唱するという勉強法を提唱しました。しかし、現代では、単に100回暗唱するというのはやはり子供にとって抵抗が大きすぎるでしょう。100回の暗唱には、30分以上かかるからです。
 その点で、暗唱用紙を使った30回の暗唱は、だれにとっても無理なくできる方法になっているようです。

 同じ日に、高校生と中学生の英文の暗唱もしました。こちらは、日本語換算で100字程度の短い文章ですが、中学生や高校生の子は、反復するよりも頭で覚えようとするので、逆にかえって暗唱するところまで行きません。だいぶ長い時間がかかって、やっと100字の暗唱ができました。
 慣れてくれば10分以内で楽にできるものですが、反復というコツがまだわからないので、遠回りの勉強になっているのです。しかし、これも、やっているうちに自然にコツがつかめてくると思います。

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暗唱(121) 

記事 656番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
暗唱フォンダブル改良型の作り方 as/656.html
森川林 2009/10/15 22:16 
両耳用を作る場合は、3枚の紙を使います。まず1枚目を横に二つに折ります。
真ん中の折り目に合わせて下半分を折ります。(※2)
横にして、縦に二つに折ります。
真ん中の折り目に合わせて左右を折ります。。
裏返して、片側の開いた箱を作ります。
始めに折った真ん中の折り目を利用して120度ぐらいにホッチキスで固定します。
同じものを二つ作ります。
3枚目の紙は、(※2)から更に上半分も折ります。
更に左右に折ります。
裏返して、コの字型の溝のような形にします。
真ん中で90度ぐらいにおりホッチキスで固定します。
2つの長い箱と1つ短い溝を組み合わせます。
 
暗唱フォンダブル型の完成。
長い箱を平面化するには、箱の閉じてある方を左右に広げ、箱の開いている方を内側に折り曲げます。
平たく折りたたみます。
短い溝の方も平面に折りたたみます。
折りたたんだ3つの部品をそろえておきます。
暗唱フォンダブル型の完成。
分解する。
折りたたむ。
セットする。

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暗唱(121) 

記事 655番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
漢字書き取りのページ、暗唱の木改良、暗唱フォン改良 as/655.html
森川林 2009/10/14 21:18 
■漢字書き取りのページを作りました。
 ひらがな、カタカナ、数字と、教育漢字、常用漢字を網羅しています。
 これを筆記体のフォントで印刷して、その薄い文字の上を12色の色鉛筆を使って12回なぞると、漢字も覚えるし字も上手になる、という仕組みです。
https://www.mori7.com/mori/kakitori.php

 江戸時代の人たちが達筆だったのは、文字をなぞって覚えたからです。現代に、そのなぞる練習法が伝わっていないのは、筆を使わなくなったからです。そこで、筆のかわりに色鉛筆を使うようにしました。
 12回なぞると、自分でも驚くほど上手な字が書けるようになります。


■暗唱用紙を改良しました。

 これで暗唱の木を作ると、昆虫や葉っぱが出てきます。毎日楽しく暗唱できると思います。

■暗唱フォンを改良しました。
 両耳タイプですが、更に、折りたたむと薄くなり、かばんに入れてどこにでも持ち運べます。
 材料は、A4の紙3枚、ホッチキスの針10本で、作成時間は3分ほどです。

▼暗唱フォンダブル改良型

△折りたんだ形(輪ゴムでとめてある)


△ススッ。


△カシャーン、カシャーン、カシャーン。


△シャキーン。おお!

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暗唱(121) 

記事 654番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
江戸時代のなぞる勉強法 as/654.html
森川林 2009/10/12 22:11 


 江戸時代の文字の勉強法は、手本を筆で何度もなぞって真っ黒になるまで書く練習でした。紙が真っ黒になると、乾かしてまたなぞります。頃あいを見て、先生が清書をさせ、その清書に朱を入れるという勉強法でした。
 このなぞるというやり方によって、子供は、ただ文字を覚えるだけでなく、美しい文字の書き方も覚えていたのです。

 現代の勉強法では、漢字はやはり書いて覚えますが、その回数はあまり多くありません。間違いなく正しく書けるようになれば、それでできあがりです。その完成度を見るためにテストをするという仕組みになっています。

 欧米の人が日本語を勉強する際に、いちばん苦労するのが漢字だそうです。それは、やはり漢字を理解して覚えるという発想から勉強しているためだと思います。

 習得の第一段階は、やはり理解です。第二段階は、記憶です。記憶して再現できるようになれば勉強は完成です。しかし、その先に、更に反復して血肉化するという勉強があります。
 江戸時代の教育は、理解や記憶でとどまらずに血肉化するという目標で行われていたようです。

 この勉強法を現代に生かすには、どうしたらいいでしょうか。
 漢字の書き取りで言えば、まず、教科書体や筆記体のフォントを白抜き文字で大きくプリントします。その白抜き文字の上に、何色もの色鉛筆で何回も文字をなぞっていきます。
 このような書き方をすれば、漢字を覚えるだけでなく美しい漢字の書き方も同時に身につくようになります。

 なぞるという勉強法は、反復すること自体を目的にしています。だから、かえって飽きずに続けられます。理解や記憶という勉強法は、理解や記憶をするところまでを目的にしています。だから、かえって飽きやすいのだと思います。

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記事 653番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
速読、多読、精読、難読の関係 as/653.html
森川林 2009/10/11 00:11 


 読書には多読という要素もありますが、ほかに、精読、難読という要素もあります。

 速読は、多読の土台となるものという点で重要です。多読がなぜ価値があるかというと、知識の材料を仕入れることができるからです。人間のものの考え方を三角形の面積と考えると、知識がその三角形の底辺となります。この底辺の知識が現実の世界を反映しています。そこに三角形の高さという思考力が掛けられます。この思考力は創造性とも呼ばれるものです。こうしてできた「現実的な創造」というものが三角形の面積に当たります。その点で、知識を幅広く仕入れるために本をたくさん読む、本をたくさん読むために速く読む、ということが必要になってくるのです。

 ところが、もう一方で、たくさん読むだけではなく深く詳しく読むということも読書の重要な要素です。精読というのは、遅い読書ではなく、繰り返し読む読書、つまり復読のことです。「読書百遍意自ずから通ず」という世界が復読の世界です。

 さらにもう一つの重要な読み方は、難しい読書、つまり難読です。難読は、知識を手に入れるために読むのではなく、考え方を身につけるために読むというような読み方といってもいいでしょう。この難読の対象となる本は、いわゆる古典と呼ばれている本です。古典と呼ばれている本を読む意味は、古典が当時の世界における革新の書だったという点にあります。なぜ革新の書だったかといえば、それはその当時のパラダイムに対して新しいパラダイムを提案した書物だったからです。新しいパラダイムは理解しにくい、つまり読みにくい。これが、難読が価値ある読書ということの意味です。

(この文章は、構成図をもとにICレコーダーに録音した原稿を音声入力ソフトでテキスト化し編集したものです)

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記事 651番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/2/26
暗唱でウォーミングアップ as/651.html
森川林 2009/10/09 21:53 


 港南台教室では、9月から全員900字暗唱に挑戦しました。中学生と高校生は、普通の900字ではつまらないだろうから、英文の900字相当です。
 これまで、300字の暗唱はやってきている子が多かったのですが、やはり900字の暗唱はちょっと難しかったようです。それでも、全文をほとんど間違えずにすらすら言える子がかなりいました。

 年齢が上がると意味を理解して覚えようとするので、最初の方に覚えた文章と後の方に覚えた文章が相殺しあって覚えにくくなります。しかし、年齢が低いと、どうやら歌を覚えているような感覚で覚えてしまうようです。

 今回は、学年の上の子も覚えやすいように、イメージ記憶という方法を併用しました。これなら、年齢が上がってもすぐに覚えられます。

 暗唱のコツは、覚えようとするるのではなく、音読を繰り返すことです。覚えようとすると、だんだん嫌になってきますが、繰り返すだけなら、だれでも簡単にできます。
 しかし、その繰り返しの回数は、30回ぐらいが目安です。貝原益軒は100回を目安としましたが、現代の子供たちにやはり100回では壁が高いので30回にしました。これなら時間は10分ほどですから無理がありません。

 中学生の子たちは英文を見ると、「えー、こんなの覚えられないよ」「絶対に無理」「そんなことより、早く作文書かせて」などと口々に文句を言っていました。しかし、結局30回音読すると100字ぐらいはすぐに暗唱できるということがわかったようです。あとは、この100字を核としてイメージ記憶でつなげていけばいいのですから、質的に難しいことは何もありません。

 言葉の森の通学教室は、暗唱でウォーミングアップをしてから作文を書き始めるという勉強の仕方になりそうです。通信教室でも、コツがわかればすぐにできるようになると思います。

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手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
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●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

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●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
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