| はまってしまうもの。それは・・・。 |
| アジサイ | の | 村 | の広場 |
| ミュウ | / | あおゆ | 小6 |
| 読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。こんなに便利な楽しみをしらぬひとが |
| いるとすれば、その気の毒なひとに同情しなければならない。「オーディオ・ビ |
| ィジュアル」の情報が、活字情報を追い払う時代が来たと言う人がいる。活字 |
| 情報のあとに「オーディオ・ビィジュアル」の時代が来たのではなく、活字情報 |
| に「オーディオ・ビィジュアル」の情報が加わったというだけのことだ。読書の |
| 楽しみは無限です。 |
| 前の夜、「はてしない物語」という結構ぶ厚い本を読んでいた。とても変わ |
| ったお話なので読み続けていた。「もうねなさい。」お母さんが言った。「く |
| ぎりのいいとこまで読んだらね。・・・・・。「もうくぎりのいいとこまでき |
| たでしょ。」「もう通り過ぎたから、つぎのとこまでな」とのぐあいになんど |
| か繰り返していき、長い間本をよんでいた。十一時ごろから、十二時すぎぐら |
| いまでよんでいた。「もうねなさい!!」「ふぁい」(もう寝るの?と思った |
| 人、私は寝るのだ。)・・・。その本は、始め見た時よむきがしなかった。ぶ |
| 厚かったからだ。でも読んで見ると結構面白くて、いつもぎゃーぎゃーうるさ |
| い私が別人のようにしずかによんでいたわけだ。 |
| 昨日お父さんが出張から午後八時ごろに帰ってきてから本を午前二時頃まで |
| よんで、朝起きてもよんでいた。「そんなに面白い本なのかぁ。」と思って「 |
| 何の本?」ときくと「ハンニバル」という怖い本とおしえてくれた。なるほど |
| 表紙を見ると人の首を持った首なし人間の、絵。推理小説らしい。お母さんは |
| 、「特にサスペンスは犯人はだれだろうとか言って読み続けてしまうからね。 |
| 」といっていた。 |
| このことから、本は、だれでもはまってしまうものなんだなぁとおもった。 |
| さぁて「はてしない物語」の続きを読もうっと。 |