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変なところで運を使ってしまった私 アジサイの広場
れもんふれ小4

 私は、ゴールデンウィークに、伊豆の修善寺に行きました。
 

 私が一番楽しかったのは、テニスです。私はテニスをやるのは、はじめてでした。お兄ちゃんには、
 

 「絶対テニスなんて、できないからボール拾いしてて。」
 

 と言われましたが、お兄ちゃんの言うことなど気にしないで、テニスの練習をしました。
 

 思ったより簡単でしたが、自分が打ったボールを拾うのが大変です。
 

 一生懸命練習していると、私が打ったボールが、まるでボールに羽が生えたように高く飛んで、どこに行ったのかわからなくなりました。「1」の番号が
ついているのが、私の打ったボールです。 

 「あった!!」
 

 自分のボールかどうかたしかめるため、番号を見ると、「2」!!もしかして、自分のボールではないの?自分のボールではなくて、がっかりしたけれど
、少し得をしたような気持ちになりました。 

 でも、一体、私のボールはどこに行ったのでしょうか。それは、私がボールを四つ見つけて、「こんなにボールを見つけたのだから、自分のボールなんて
もういいや。」と思ったときにちょうど見つかりました。 

 そして、たくさん練習をした後、ホテルに帰りました。
 

 夜、寝る前に、私はそっと思いました。「どうしてこんなにボールが見つかったのだろう。きっと、運が良かったからかな。」と。 ただ、その後の学校の
テストの方が・・・。「ああ、あそこで運を使いすぎてしまったみたい。」というのが今の状況。そう言えば、人はだれでも同じ量だけ運を持っていると聞いたことがあります。変なところで運を使ってしまったなあ。  

    
                  
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