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講評 題名:お金にかえられないもの 名前:ミルクさん(あいま高2イチゴの広場
内容字数934構成題材表現:主題:表記:

 とても印象的なタイトルがつけられているね。思わず読みたくなるよ(笑)構成は「問題提起」→「体験実例」
→「総論」と流れるはずなんだけれど第2段落がちょっと上手くはまっていないな。第一段落で「どのように生の 意味づけを見つけているのだろう?」と問題提起しているのに第2段落でつづけて「カルト的文化の問題としては ・・」という説明がはいるのはおかしいよね。もっと文章全体の流れを意識しよう。 第3段落の例はわかりやす くて◎。「大学へ行く」という価値秩序はまだみんなの中に残っているけれど「大学へゆけばそれでいい」という ほどの価値は存在しない。この価値はあくまで「建前」でしかない、ということだよね。そして結論の第4段落で

「建前」ではない価値として「個性」をとりあげている。人とは違うことに自分の生きる意味を見つける、という
内容は◎。ただ長文に則していうなら「同質性を損なわない範囲での異質性」(つまりあんまり突拍子もないほど にはならない個性)だという説明をいれてもいいよね。社会に上手く適応できる範囲で自分の個性を大事にしてゆ く、という展開になるかな?「生の意味づけというものを、自分なりに見つけていきたい」という結びはなかなか よいけれど文章全体をよく読んでみると最初の問題提起に対応する結論が書かれていない。結論部分では必ず問題 提起に対する答えを明記しよう!(ここでは「わたしたちはどのようにして自分自身の生の意味づけを見つけてい るのだろう」という疑問なので「個性を磨くこと」が答えになるよね。その上で「私も自分の生の意味づけを見つ けるために個性をみがき熱中できるもの(専門化できるもの、個性となるもの)を探したい」と結ぶと全体がまと えみ先生(えみ
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