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木登り エンジュの広場
バンビいそせ小6

 木登り
 

 
 

 「いったーい」4年生の時、私は近くの公園のコンクリートのへいのうえから落ちてしまいました。高さは2メートルくらいあったと思います。
犬の散歩をしている途中でした。犬を自由に遊ばせて、別行動していました。私は、高いところは平気だったので、コンクリートのへいの上をスキ ップしながらどんどん高い方へと登っていきました。そして、だんだん幅がせまくなってきました。一歩ふみはずしたら落ちてしまう状況の中で進 んでいき、いきどまりのところで、思いっきり飛び降りました。すると、自分のひざで、あごをうってしまいました。あごが、ずれたか、はずれた のかと思いました。実際には、あごの周りが真っ赤にはれて、後にアオタンができるだけですみましたが、そのときから、もうこのような思いをす るのはこりごりで、高いところにはあまり上らないようになっていました。  

 木登りは、このことがおきる前は大の得意で、かくれんぼなどをする時、隠れる場所も決まっていました。何回も登っていると、木にところどこ
ろある、こぶの場所がきちんと頭にはいるので、こぶの場所を確認しなくても足が自然とこぶのところにきます。かくれんぼの鬼が「もう、いいかい 」と、聞く前に登りきれます。  

 自分が「長くつ下のピッピ」になったような気がしてきます。その女の子は、なんでも万能で、もちろん木登りだって得意です。ピッピの友達の
、トミーとアンニカがいなくても、もの足りない気はしません。自分が、たくさんの自然に包まれていると思うと、それだけでじゅうぶんな気がし てきます。  

 このように、遊びの中に自然がかかわってくるのは、身近に自然がたくさんあるからだと思います。たとえば、公園の木が全て切り倒されてしま
ったとしたら、このような遊びなんて出来なくなってしまうと思います。また、公園の環境が悪くなり、木の根に支えられてきた土がくずれてしま うかもしれません。公園だけでなくこのことはいろいろなことにあてはまると思います。木登りが出来ることは、幸せなことだと感じました。  

 
                                             
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