hana12-3

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アドバンテージ アジサイの谷の広場
由希子／あとえ中2

　宇宙飛行士は、宇宙で共通の体験をしているように思われる。ラッセル・シュワイカートは、宇宙空間で仕事をしているとき、機械の故障のために数分間何もしない時間を持った。そのときに地球をみて、シュワイカートは「自分は「私」ではなく、地球の全生命の過去と未来を含めた「我々」なのだ」という意識を持った。この個体意識から地球意識への脱皮は、今すべての人々に求められている。　

　自分の利益を考えることが大切だという意見がある。　

　私は、まんがを読むのがとても好きで、しょっちゅうまんがを買っている。でも、欲しいマンガっていっぱいありすぎて、買って買ってしているとお金が間に合わなくなってくる。ああ、あのマンガも欲しかったのに今月はもうお金無い。とかいう風に悲しいことになってしまう。でも、そんなときにいつも友達が救いの手をさしのべてくれる。「これ、読む？」と欲しかったまんがを貸してくれる。そのおかげで、私は大助かりである。でも、その前に自分もちゃんとマンガを貸しているのである。あとで自分も何か借りられるように先に貸しておくのである。自分の利益になるように先を読むのである。私は、自分に利益の無い事をしたってしょうがないと思う。　

　しかし、全体の利益を考えることも大切だという意見もある。　

　スーパーの特売とかで「たまご１パック１円！！」とかチラシに載っている。スーパーの競争率が高い日本で、たまご１パック１円なんて大赤字になるに決まっている。いくらお客さんが欲しいからと言って、ちょっと無理があると思う。しかしチラシをよく見てみると、「ただし１０００円以上お買いあげの方のみ」と書いてある。私はそれを見て、ピーンと来た。たまごだけをみていると大赤字間違いなしだろうけど、お客様は「たまご１円」につられてたくさん買っていってくれる。小さいところでは損しちゃうけど、全体を見ると、実は得しちゃってるって感じになる。スーパーも生き残るために色々考えてるんだなあ、やるな！と思う。　

　確かに、自分の利益も、全体の利益も大切だと思う。しかし、私が一番大切だと思うことは、利益だけを考えすぎないと言うことだと思う。車や電気製品などの会社があるが、たまに、利益を考えず、お客様の事を考えて、安くて、使い勝手の良いものを売っている会社がある。自分の利益だけを考えている会社よりも、結構売れ行きが良かったりする。昔話でも、欲張り爺さんは、損をする事が多い。こんなことを考えていると、やっぱり、欲張らない方がいいんじゃないかなと思う。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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