自然 |
イチゴ | の | 滝 | の広場 |
海犬 | / | うせ | 中3 |
写真で見た風景の美しさにひかれてこの森にやってくる都会からの旅人達を |
最初に出迎えくれるのは、おびただしい数の蚊やブヨの大群である。そのため |
、森に入る前の旅人はバリヤ―を自分の周囲に築きあげた。しかし、森の本当 |
の美しさを見るためには臭覚、聴覚、触覚など五感の全てが開放されなければ |
森は、私を受け入れてくれにだろう。森は、動物たち、風、匂い、光などを全 |
てが深くか代わり合ってひとつの大きな生命体として生きているからだ。 |
私は、森の奥で、出来る事なら自給自足で生活して生きていきたい。 |
奥深くの森に住むと言う事は、都会で嫌われているゴキブリやムカデ、そし |
て蜂などの、人間にとって厄介なものが都会で現れる以上に出てくる。私は、 |
虫や動物を好きなほうだが、やはり、出来る事ならあまり見たくないものであ |
る。しかし、人間が嫌う物全てを地球上から無くしてしまったら、それは人間 |
勝手である。たとえ、人間には必要無い物でも、ほかの動物や植物にとっては |
、とても重要な物だったりするので、人間の好き勝手に自然をいじくりまわす |
と大昔から営まれていた自然が全て狂ってしまう。人間にとって必要でない物 |
が、人間にとって必要な物を作りあげている事が多い。 |
その事を踏まえて、『いくら嫌いなものでも、いつかはこいつも自然の役に |
立つ』と思えば、全く嫌な感じにはならないと思うから、良い方法だと思う |
そして、もうひとつ良い方法がある。それは、『嫌だな』とか『気持ち悪い |
』と思う前に、小さい頃から、いろいろな生き物と出会い触ってみる事だと思 |
う。私は、小さい時から兄とよく行動していたため、兄が捕まえる虫や生き物 |
と一緒になって遊んだ。いつもこんな感じに生活していると、妙に生き物全て |
に愛着がわくようになったのだ。今の子供は、これが少ないのではないか。人 |
間にとって害を加えないものを見るだけで怖がってしまう。小さい子供なりに |
自然を振れるだけで、生き物に対する考え方が違ってしまう。 |
確かに、人間が思いのように自然を変えて行ったらどんなに暮らしやすいだ |
ろう。しかし、自然は、人間のためにあるものではないのだ。それを示すのが |
、自然災害なのである。 |
森(自然)と私達が上手く付き合うには、私達人間が一番と考えないことだ |
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