ログイン ログアウト 登録
 家庭学習のポイント Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 2331番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/11/21
家庭学習のポイント as/2331.html
森川林 2015/03/12 13:20 


 寺子屋オンエアで勉強している生徒向けに、家庭学習のポイントを説明しました。
 一般の方にも参考になると思いますので、要点を転載します。

 なお、寺子屋オンエアは、3月16日からシステムを作り直すためにしばらくお休みになります。
 4月から、時間帯なども増やして新たにスタートする予定です。言葉の森の生徒で、寺子屋オンエアの無料体験学習を希望される方はお問い合わせください。

■問題集や本には、付箋を
 問題集や図書は、何ページから勉強するのかすぐわかるように、付箋などを貼っておいてください。

■国語の勉強から始め、読書は最後に
 時間切れにならないように、まず国語の勉強から始めてください。
 そのあと算数数学や英語の勉強を行い、読書は最後の空いている時間にやるようにしてください。
(これは寺子屋オンエアでは、国語の勉強は、感想を聞き質問をする時間を取るため、優先的にやってもらっているためです。)

■国語の問題集読書は、音読か線引きで
 問題集読書で大事なことは、同じ文章を何度も読むことです。
 そのために、必ず音読や線引きをしながら読むようにしてください。
 ただし、音読の仕方について注意はせずにいつも褒めるようにしてください。

■勉強はできるだけ毎日同じように
 勉強は、寺子屋オンエアのある日もない日も、日曜も祝日も、できるだけ毎日同じようにやってください。
 ただし、国語の問題集読書は、寺子屋オンエアのない日は感想まで書く必要はありません。負担なく続けられるように音読だけを行っていってください。

■算数数学は、計算と答えをノートに書き、問題集には○×を
 問題集に計算や答えを書き込むと、繰り返しの勉強ができません。計算と答えはノートに書くようにしてください。
 また、繰り返しの勉強をしやすくするために、問題集には必ず○×をつけておいてください。

■算数数学のできなかった問題は
 算数数学は、できなかったところを理解することが大事です。家庭で時どき、できなかったところの理由を聞いてあげてください。その理由はうまく説明できなくてもかまいません。説明しようとすること自体が勉強になります。
 算数数学で、できなかったところは、解答を見て理解しますが、解答を見ても理解できないときは、その前のページにある例題と解説を書き写すようにしてください。書き写した例題と解説は、解説の部分を手で隠して説明できるようになるまで繰り返し読んで覚えてください。
 算数数学は、一度で理解させようと思わずに、何度も繰り返して慣れることが理解することなのだと考えておいてください。
 お母さんが子供に算数数学の解き方を説明するときは、問題集に載っている解説に沿って説明するとしやすくなります。

■カメラの位置は、勉強中はできるだけ上の方から
 パソコンの下に、パソコンの本体と同じぐらいのサイズの薄い板を敷き、その板の手前(つまりパソコンの手前)にクリップでウェブカメラをセットすると、勉強中はほぼ真上から勉強しているところが写せます。
 カメラの設置の仕方は自由ですが、できるだけ勉強しているところがわかるようにセットしておいてください。
(これは、寺子屋オンエアでは、ウェブカメラで勉強している様子をモニターしているためです。)

■音声はヘッドセットで
 パソコン内蔵のスピーカーを使うと、その音をマイクが拾ってしまうので、相手が聞き取りにくくなります。
 話をするときは、ヘッドセットをして話をするようにしてください。
 ただし、勉強しているときは、ヘッドセットをはずして、パソコンの内蔵スピーカーにしておいてかまいません。
 保護者と話をする場合がありますので、保護者用のヘッドセットも分岐ケーブルを使ってあらかじめセットしておくとよいと思います。
(寺子屋オンエアでは、skype(スカイプ)を使って先生と生徒が打ち合わせをするためえす。)

■保護者の方は特に近くにいられなくても結構です
 寺子屋オンエアの勉強中、保護者の方は、特に近くにいられなくて結構です。
 今はなかなか一緒にいる時間が取れない保護者も多いと思いますので、子供だけが勉強して、保護者が不在の状態でももちろんかまいません。ただし、その場合は、必ずその日に勉強したことを見せてもらい、これも優しく褒めてあげるようにしてください。
 理想的な状態は、子供が勉強している間、保護者は近くで読書や家事などの自分なりのデスクワークをしていることです。そして、子供の勉強の様子を見るともなく見て、聞くともなく聞いて、勉強が終わったあと、優しく褒めてあげることです。
 子供の勉強の様子を注視していると、つい注意したくなるので、自分なりの仕事をしながら近くにいるという状態が理想です。




同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 寺子屋オンライン(101) 生徒父母向け記事(61) 

コメント欄

コメントフォーム
家庭学習のポイント 森川林 20150312 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
そたちつ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「そたちつ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
家庭学習(92) 寺子屋オンライン(101) 生徒父母向け記事(61) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習