ログイン ログアウト 登録
 作文は準備のときに考える――将来の目標は10分1000字作文(構想図の例付き) Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3036番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/26
作文は準備のときに考える――将来の目標は10分1000字作文(構想図の例付き) as/3036.html
森川林 2017/09/13 05:53 


 今、思考発表クラブでは、読んでいる本の紹介と、課題作文の構想図を書く練習をしています。

 練習といっても、みんなで和やかに書いたものを発表し、その発表について感想を言い合うような集まりです。
 ですから、勉強というよりも楽しい雑談会のような雰囲気です。

 この構想図を書く練習というのは、言葉の森の作文の課題に合わせて自分なりに体験したことや思ったことを書き、それを身近なお父さんやお母さんに取材をしてふくらませるという練習です。

 その構想図の、小学校4・5・6年生のサンプルを末尾に載せました。

 構想図のスタイルは特に決まっていませんが、散らし書き風に思いついたままに四方八方に矢印を使って書いていくというのがひとつのパターンです。

 なぜこういう書き方をするかというと、人間の考えというものは、文章のように1本の線のようにつながるものではなく、平面的に広がるものだからです。

 構造図を1枚仕上げるのにかかる時間は、ほかの人への取材の時間を除くと、大体10分程度ではないかと思います。

 この10分で作文の全体を考えられるのですから、かなり能率のよい勉強です。

 普通、作文を実際に書くとなると1000字の作文を書く場合1時間ぐらいかかります。

 ところがこの構造図を仕上げれば、作文を書くのと同じような考える過程がわずかな時間でできるので勉強としては密度の濃いものになります。

 この構想図を作文に仕上げる段階ですが、今は構造図をもとに手で書いたりパソコンで打ったりするので、やはりある程度の時間はかかります。

 しかし、現在音声入力が実用的なレベルにまで達しているので、この構想図をもとに音声で作文を書くとすると、10分で1000字程度の作文は十分に可能です。

 将来の作文の勉強は、構想図+取材+音声入力という形になっていくと思います。

 つまり、作文の勉強の中の、考える過程と、取材する過程と、書く過程を独立させて密度の濃い勉強にしていくのです。

 そして、その作文をプレゼンテーションとして発表し合うというような形の新しい作文の勉強が将来生まれるようになります。

 作文の勉強は、自分の考えを深め、正確にし、発表することでその考えに磨きをかけるというところにあります。
 その結果として、受験作文にも対応できる力がつくということです。

 高校生以上の生徒が書く作文は、それ自体独自の価値のあるものがかなりあります。

 この自分のオリジナルが考えを表現し発表する作文というものが、これからの創造教育の一つの重要な柱になってきます。

 高校生大学生になって独創的な考えを深めそれを文章に書く、その準備として、小中学生の作文の練習があると考えておくとよいのです。


 なお、思考発表クラブは、現在、次の日程で行っています。
月18:00~18:45 小学4・5・6年生対象
火18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
火19:00~19:45 小学4・5・6年生対象
水18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
水19:00~19:45 小学4・5・6年生対象
木18:00~18:45 小学1・2・3年生対象
(月4回の授業で、受講料は月額2,160円です。)










コメント欄

森川林 2017年9月13日 6時6分 1 
 子供たちの書く構想図は、一見落書きのように見えますが、よく見ると実はかなり密度の濃い実例や感想が書かれています。
 作文を書く前の全体の構想を考える過程が、この1枚の図の中に書かれています。
 だから、60分かけて書く作文と同じ思考力を、この10分程度の構想図で使っているのです。


nane 2017年9月13日 6時22分 1 
 言葉の森は、まだパソコンを使っている人が、大人でもほとんどいない時代にタッチタイピングで小学生の子供たちに作文を書かせていました。
 しかし、パソコンが普及して誰もが使うようになったころに、作文は手書きに戻しました。
 それは、構想図を書くという考える過程が、パソコンのデジタル的・線形的な仕組みと相性がよくなかったからです。
 今考えているのは、考える過程は手書きの構想図で、書く過程はAI化された音声入力でという方向です。
 いずれもかなり能率のよい、密度の濃い勉強になると思います。
 そして、その作文をプレゼン作文発表会で、お互いに発表し合うのです。
 更に、子供たちが書き溜めた作文を、セルフパブリッシングでkindle本にして記念に残るようにしておきたいと思っています。
 これらは、決して空想的な話ではなく、明日からでもすぐにできるものですが、しばらくは仕事がたてこんでいるので、やはり少し先の話になります。
 今後、森林プロジェクトの人たちと協力して、こういう新しい勉強を広げていきたいと思っています。


コメントフォーム
作文は準備のときに考える――将来の目標は10分1000字作文(構想図の例付き) 森川林 20170913 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
あいうえ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「あいうえ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
構成図(25) 作文教育(134) 発表学習クラス(0) 
コメント1~10件
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
走水神社 森川林
 走水神社に行ってきた。  神社の横の山の途中に、弟橘媛( 4/24
森川林日記
明治製菓の人が 森川林
 明治製菓の人が、なぜか試供品の飲み物を3つも届けてくれた。 4/24
森川林日記
2026年4月 森川林
https://youtu.be/2kGf4ZJ 4/22
森の掲示板
行機雲 森川林
 飛行機雲が、  希望のように飛んでいる。  真っ青な空 4/21
森川林日記
脱線の人生 森川林
 大学入試で千葉大学園芸学部を選んだのは、単純に花が好きだっ 4/12
森川林日記
語学の勉強の未 森川林
 語学は、社会科のひとつの章になる。  「言語による文化の 4/12
森川林日記
推薦図書検定の 森川林
 小学校低中学年の図書検定では、本の内容を読めている、読み取 4/12
森川林日記
日本の教育改革 森川林
 教育の目的の重要なものは、子供たちの学力を育てることです。 4/12
森川林日記
これからのロマ 森川林
 これまでのロマンは、悪い敵と戦うときのロマンだったり、 4/12
森川林日記
数学やプログラ 森川林
 数学が大事なのは、物事を考えるときに数学的に考えることがで 4/12
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン