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自作の仮想通貨で運営する言葉の森の新プロジェクト構想 as/3082.html
森川林 2017/11/06 07:37 


 2年前、言葉の森の講師の間でプロジェクト27という企画を立ち上げました。
 これは、自分が考える新しい企画が多すぎて、自分ひとりでは運営できなかったので、プロジェクト参加者に運営を任せるという企画でした。

 ここで出た成果はかなり大きかったので、やはり自分がやるよりも、ほかの人がやった方がずっといい運営ができると思ったのでした。

 しかし、このプロジェクトは、2つの限界がありました。
 一つは、プロジェクト参加者に支給する手当が、すぐには経営に結びつかない長期的なプロジェクトにも支給されるようにしていたため、予算的な制約が出てきたことです。
 もう一つは、どの会合にもシステム的な仕事が関わることが多いので、システムを作る中根が参加する形にしたことです。そのため、中根が時間が取れないときは、会合が延期になってしまうことが多かったのです。

 経営には、選択と集中が大事だと言われています。
 それは、一人の人間が本気でできることは、一つかせいぜい二つまでだと言われているからです。(ドラッカーの本にそう書かれていて、なるほどと思いました。)
 しかし、思いついたことは、どうしてもすぐにやってみたくなります(笑)。

 そして、結局、プロジェクト27は、いったん終了して、現在は、その中で継続的にできる企画だけを続けていました。

 ところが、最近、ブロックチェーンを利用した独自仮想通貨ができることがわかりました。
 こういうことができるのは、もっと先だと思っていましたが、世の中は考えているよりもずっと早く進んでいたのです。
 このブロックチェーンは、個人間でも信用できる取引が可能なので、これからさまざまな分野に利用されていくと思います。

 そこで、言葉の森では、この独自仮想通貨を使って新しくプロジェクト2018を立ち上げることにしました。
 一種のICO(Initial Coin Offering)という形になりますが、言葉の森の経営が発展すればそれに応じて支給された手当の価値が上がります。

 そして、今度の企画には、中根は直接は関わらず、それぞれのプロジェクト責任者が自分でできる範囲で運営し、中根はそれらのプロジェクトの責任者だけの会合に参加する形にしたいと思っています。
 だから、運営はすべてそれぞれのプロジェクトに任せるということになります。

 今考えている企画はたくさんありますが、その中で特にすぐに進められそうなものから、プロジェクト参加者を募集する予定です。
 また、新しいプロジェクトを思いついた人がいれば、それらも採用していきたいと思います。

 プロジェクト全体に共通するテーマは、「明日の日本を支える子供たちを育てる教育」です。
 ただし、子供たちが中心になりますが、年齢の範囲は、幼児から老人まで含みます。
 特に、将来可能性があるのは、老年教育だと思っていますが、これは自分がもっと年を取ってから取り組みたいと思います。
 いずれにしても、「教育」という大きな括り(くくり)で新しいプロジェクトを立ち上げていく予定です。

 今度は、言葉の森の講師だけでなく、森林プロジェクトの参加者をはじめとする一般の方の誰にでもプロジェクト参加を開放していきたいと思います。
 今後、言葉の森のホームページで、プロジェクト2018の企画を公開しますので、ご興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
 一般参加者は、月1回1時間程度の会合に参加するだけで、ほかの義務的なことは何もありません。
 参加手当は、仮想通貨で支払われます。その仮想通貨は、言葉の森の経営の発展に応じて価値が上がります。

 みんなの力で、日本から新しい理想の教育を作っていきたいと思います。



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コメント欄

森川林 2017年11月6日 7時45分 1 
 これまでいろいろなことを思いついてやってきましたが、自分ひとりでは継続的にできないことが多かったので、途中で開店休業になっているものがかなりありました。
 ほかの人に任せれば、自分以上にうまくやれることはわかっているのですが、自分が関わらないと最終的に完成しないような形のものが多かったのです。
 そこで、今度は、独自の仮想通貨を使い、大幅に権限委譲をして新しいプロジェクトを立ち上げることにしました。
 日本の子供たちの教育に関心を持っている方は多いと思うので、そういう方が自由に自主的に参加できる企画にしたいと思っています。


nane 2017年11月6日 7時50分 1 
 この数ヶ月というか数年、ずっと考えてきて、いいやり方は分かってきたのですが、それをやるには自分の時間がないということがネックになっていました。
 そこで、今度のプロジェクト群は、参加者に全面的に任せる形にすることにしました。
 その準備ができたら、新しいプロジェクト2018を公開したいと思っています。
 関心のある方は、ぜひご参加ください。


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