ログイン ログアウト 登録
 創造的な発表が熱意と実力を引き出す――プレゼン作文発表会の日常化について Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3083番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/1/24
創造的な発表が熱意と実力を引き出す――プレゼン作文発表会の日常化について as/3083.html
森川林 2017/11/07 07:16 


 昨日、思考発表クラブの小学6年生の作文構想図の発表を見ていましたが、どれも非常にレベルの高いものでした。
 11.1週の課題は、「家にある古いもの」ですから、自分の引き出しを開けて適当に小さいころ使った古いものなどを例に挙げて書くこともできます。

 けれども、発表された構想図には、どれもお父さんやお母さんに聞いた、家庭の古いものにまつわるさまざまなその家庭の文化的な話が盛り込まれていました。

 この、互いの発表を聞いてそれぞれの生徒が自分の考えたこととまた違う他の人の考え方を知ることも、みんなの大きな刺激になったと思います。

 勉強の成果を発表するという場があると、まずその発表に向けて、家族の関わりが生まれてきます。
 しかも、その発表は正解や優秀作品という答えや目標のある発表ではなく、それぞれの個性を活かした答えのない発表ですから、家庭での親子のふれあいも創造的で前向きなものになります。

 また第二に、同年齢のほかの子供たちが見ている前で発表するという気持ちがあると、自然に自分の中のよりよいものを出して行こうという気持ちになります。
 このよりよいものを出したいという思いが、実力の向上につながるのです。

 みんなの発表を見ていて、こういう互いの作品の発表の場を、普段作文を書いている生徒全員が、もっと日常的に参加できる機会を作っていってもいいのではないかと思いました。

 プレゼン作文発表会は、これまで何度か特別の企画として日程を取って行ってきましたが、今後もっと日常的に機会を作っていくことを考えています。

 その具体的な方法は、オンライン作文に参加している生徒が、月に一回ある程度時間の幅を決めてその中で自由に発表する場を作るというやり方です。

 オンラインの企画への参加は、最初は敷居が高いと感じる人が多いと思いますが、やってみると意外と簡単にできます。
 今後、このオンラインで生徒どうしが、作文だけでなく他の算数や理科の勉強も創造的に発表するようなやり方を自主学習クラスで作っていきたいと思います。

 その場合の発表というのは、例えば算数であったら問題集をもとに自分のオリジナルな似た問題と解説と解答を作ることです。
 理科の場合でしたら、理科実験や工作などを、実際に自分で行ったり作ったりしてみることです。

 正解を要求される答えのある勉強は、発表にはあまり向きません。
 答えのある勉強のほとんどは点数に還元されてしまうので、満点を取ることが目標という、ある意味で味気ないものになりがちです。
 こういう質的な違いのない量的な評価だけの発表は、子供たちの意欲をあまり引き出しません。

 答えのない創造的な世界で自分らしい発表することが、勉強の最も強い動機になるのだということを、これまでの思考発表クラブの発表を見て感じてきました。

 今後の作文指導も、作文以外の勉強の指導も、このような実力と面白さの両立するやり方で進めていきたいと思っています。

【参考までに小4~小5の生徒の構想図の例】












コメント欄

森川林 2017年11月7日 7時45分 1 
 生徒たちの読書紹介や作文構想図の発表を見ていて、みんなのレベルが高いことにいつも感心します。
 また、生徒どうしも互いに張り合うというのか(笑)、読書の紹介なども結構難しいものや個性的なものを選んできます。
 ただし、これは小4以上になると自然にそうなるようで、小3以下のころは、むしろただ楽しいだけの発表の方がいいように思います。
 週に1回の発表ですが、子供たちがみんな昔からの知り合いのように話しているところが面白いです。
 実際には、横浜と名古屋と九州となど、いろいろなところからの生徒が参加しているのですが。


nane 2017年11月7日 7時46分 1 
 子供たちの発表の場は、これからもっと広がると思います。
 勉強は、このように発表の場と、自学自習の場があれば、それで十分ではないかと思います。
 こういう場を運営する人は、講師というよりも、みんなを活気づける司会者という感じです。
 この運営に携わる人を、これから森林プロジェクトなどで依頼していきたいと思っています。


コメントフォーム
創造的な発表が熱意と実力を引き出す――プレゼン作文発表会の日常化について 森川林 20171107 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
らりるれ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「らりるれ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
発表学習クラス(0) () 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Glitchの 森川林
https://hnavi.co.jp/knowledge/ 1/22
森川林日記
2026年1月 森川林
●作文について  忙しい中学生高校生が作文を能 1/22
森の掲示板
読解検定のやり 森川林
====読解検定のやり方 1.オンラインクラス一覧表の「全 1/16
国語読解掲示板
小4の12月の 森川林
問3 ○B すずめは、見慣れみな ないものが立っている 1/9
国語読解掲示板
2025年12 森川林
 12月8日から、中根が休講してしまい、いろいろな連絡が遅れ 12/22
森の掲示板
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記
noteのペー 森川林
https://note.com/shine007 12/4
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン