海外で暮らすときも、日本語力が学力の前提
どこの国の人も、生まれつきの母語をもとにしてものごとを考えます。日本の子供は、日本語で考えたときに、最も深く考えることができます。
小中学生のころは、考える内容がそれほど深くないので、どの言語も同じように使えます。しかし、その使い方は、主に伝達の道具としての使い方です。
言葉には、伝達の道具としての役割とともに、思考の道具としての役割があります。
学年が上がり高校生以上になると、思考力が学力の基礎となっていきます。ですから、日本語力は、常に勉強の前提として育てておく必要があります。
日本語教育の方法は、日本語を話す友達や先生と、日本語を使って自分の好きな勉強を学ぶことです。
そのひとつが、言葉の森のオンライン作文少人数クラスです。
日本語力が学力の土台。
海外帰国子女枠での受験という見通しを持った勉強を小学1年生から
都立の中高一貫校で人気の高い白鴎高附属中と立川国際中は、海外帰国子女枠の入試を行っています。受験の条件は、海外在住2年以上、帰国後2年以内ですから、該当する可能性のある人は多いと思います。
しかも、一般枠が全教科の受験であるのにに対して、海外帰国子女枠の試験は作文と面接だけです。また、一般枠では5倍から7倍の倍率であるのに対して、海外帰国子女枠の倍率はわずか2倍です。
このような海外帰国子女の生徒を対象にした受験は、ほかの都府県の公立、私立の学校にも広がっています。また、中学入試だけでなく、高校入試や大学入試でも同じような形の試験が増えています。
海外在住で今後帰国する予定のある方は、将来の受験の見通しを立てて準備を進めていくことが大切です。その準備は、都立中高一貫校の試験にもあるように、日本語の作文力と、面接に対応する力、つまり面接力を育てていくことです。
この作文と面接の勉強を、小学1年生から楽しい勉強として取り組めるのが、言葉の森のオンライン作文少人数クラスです。
日本で受験。
作文力だけでなく、読解力、面接力もつく言葉の森のオンライン作文指導
これからの受験勉強は大きく変わります。従来の知識の詰め込みと、その再現力を評価するような試験は次第に少なくなり、読解力、思考力、作文力などを重視した総合的な学力を評価するものになっていきます。
言葉の森の作文指導は、長文を読んで感想文を書く形の読解力をつける練習を兼ねています。また、作文の準備として親子の対話を勉強の一部として重視しています。
更に、オンラインの少人数クラスでは、先生と生徒とのやりとりだけでなく生徒どうしの発表や意見の交換ができるようにしています。
このような読解、対話、作文、発表という勉強を毎週続けることによって、読解力、作文力、面接力が自然に育っていきます。
これらの学力を、小学1年生からの楽しい勉強として伸ばしていけるところに、言葉の森の作文指導の特徴があります。
これがこうで、あれがああで。
日本語力は作文力に表れる
日本語の学習というと、まず思い浮かぶのは漢字の勉強です。漢字を正しく書く力をつけるのは、簡単そうに見えてもかなり長い時間がかかります。
しかし、海外帰国子女の受験作文では、誤字はある程度大めに見られているようです。また、社会に出てからも、手書きで文章を書く機会は減っているので、正しい使い方さえ知っていれば漢字の書き取りにはそれほど力を入れる必要はありません。
日本語力で大事な力は、読む力と書く力ですが、中でも書く力は最も大事なものです。日本語の力を考えた場合、作文力が日本語力の集大成と言えます。作文がしっかり書ければそれで日本語の力は完成したと言えるのです。
ふもとから基礎力、読解力、作文力へ。
事前指導の充実――他の作文教室との違い
言葉の森の作文教室は、他の作文教室と次の点で大きく異なっています。まず言葉の森は、事前指導を充実させていることです。
他の教室の多くは、事前指導があまりない状態で子供に作文を書かせ、その後、事後の赤ペン添削でじっくり評価をするという形をとっています。
ところが、子供が既に書いた作文に対して詳しい添削を受けても、それで作文が上手になるわけではありません。事後の評価は、どこが良いか悪いかということは教えてくれても、次にどう書いたらいいのかを教えてくれるわけではないからです。
これに対して、事前指導を充実させ子供が迷わずに書き出すことのできる教え方をしているのが言葉の森です。
はい、事前の指導。ありがと。
親子の対話と予習――他の作文教室との違い
言葉の森は、作文の予習として親子の対話を重視しています。
子供が書く作文は、自分自身の体験が中心になりますが、それだけでは実例に広がりが出てきません。お父さんやお母さんという身近な家族に似た例を取材することによって、語彙力がつき考える力が育ってきます。
両親や家族と話すことによって身につけた実例の広がりと考える力が、受験作文に大きく生きていきます。
この親子の対話をしやすくするために、言葉の森は作文の事前の予習に力を入れています。
親子の対話は、子供にとってばかりでなく、親にとっても子供といろいろな話題について話し合うことのできる楽しい時間となっています。
似た話、あるかなあ。
読む力をつける感想文――他の作文教室との違い
言葉の森は、書く力だけでなく、読む力をつけることにも力を入れています。
小学校低学年までの作文は、自由な出来事が中心ですが、小学3年生からは、作文のほかに感想文の勉強が始まります。そして、小学校高学年になると、感想文中心の指導となります。
感想文のもとになる文章は、学年相応よりもやや難しい文章で、特に高学年の場合は中学入試の国語問題のレベルの文章となっています。そのため、感想文を書く練習が文章を深く読み取る練習となっているのです。
また、言葉の森では、子供たちが毎日10分の勉強で何千字もの文章を暗唱できるようになる暗唱検定の指導も行っています。暗唱の勉強に取り組む子は、長い文章を空で言えることに達成感を感じるので、検定の進級を目指して毎日自習を続けている子が多いのです。
読んで、書く。
担当の先生による電話指導――他の作文教室との違い
言葉の森は、担当の先生が毎週電話による指導を行っています。電話による個別指導によって、それぞれ子供の実力に応じたアドバイスをすることができます。
子供には、それぞれ得意な分野と苦手な分野があります。また、課題によって書きやすいものと書きにくいものがあります。
よく書ける子は更に深いレベルの指導を行い、あまり書けない子にはよりわかりやすい指導を行うことができるのが電話指導の特徴です。それぞれの子供に応じた指導を行えるのが、言葉の森の特に優れている点なのです。
もしもし、元気。はい。