ログイン ログアウト 登録
 小1から楽しく勉強して帰国子女受験の準備ができる海外生徒向け作文クラス Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
記事 3210番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2024/12/4
小1から楽しく勉強して帰国子女受験の準備ができる海外生徒向け作文クラス as/3210.html
森川林 2018/02/25 07:26 


海外で暮らすときも、日本語力が学力の前提

 どこの国の人も、生まれつきの母語をもとにしてものごとを考えます。日本の子供は、日本語で考えたときに、最も深く考えることができます。

 小中学生のころは、考える内容がそれほど深くないので、どの言語も同じように使えます。しかし、その使い方は、主に伝達の道具としての使い方です。

 言葉には、伝達の道具としての役割とともに、思考の道具としての役割があります。

 学年が上がり高校生以上になると、思考力が学力の基礎となっていきます。ですから、日本語力は、常に勉強の前提として育てておく必要があります。

 日本語教育の方法は、日本語を話す友達や先生と、日本語を使って自分の好きな勉強を学ぶことです。

 そのひとつが、言葉の森のオンライン作文少人数クラスです。

日本語力が学力の土台。

海外帰国子女枠での受験という見通しを持った勉強を小学1年生から

 都立の中高一貫校で人気の高い白鴎高附属中と立川国際中は、海外帰国子女枠の入試を行っています。受験の条件は、海外在住2年以上、帰国後2年以内ですから、該当する可能性のある人は多いと思います。

 しかも、一般枠が全教科の受験であるのにに対して、海外帰国子女枠の試験は作文と面接だけです。また、一般枠では5倍から7倍の倍率であるのに対して、海外帰国子女枠の倍率はわずか2倍です。

 このような海外帰国子女の生徒を対象にした受験は、ほかの都府県の公立、私立の学校にも広がっています。また、中学入試だけでなく、高校入試や大学入試でも同じような形の試験が増えています。

 海外在住で今後帰国する予定のある方は、将来の受験の見通しを立てて準備を進めていくことが大切です。その準備は、都立中高一貫校の試験にもあるように、日本語の作文力と、面接に対応する力、つまり面接力を育てていくことです。

 この作文と面接の勉強を、小学1年生から楽しい勉強として取り組めるのが、言葉の森のオンライン作文少人数クラスです。

日本で受験。

作文力だけでなく、読解力、面接力もつく言葉の森のオンライン作文指導

 これからの受験勉強は大きく変わります。従来の知識の詰め込みと、その再現力を評価するような試験は次第に少なくなり、読解力、思考力、作文力などを重視した総合的な学力を評価するものになっていきます。

 言葉の森の作文指導は、長文を読んで感想文を書く形の読解力をつける練習を兼ねています。また、作文の準備として親子の対話を勉強の一部として重視しています。

 更に、オンラインの少人数クラスでは、先生と生徒とのやりとりだけでなく生徒どうしの発表や意見の交換ができるようにしています。

 このような読解、対話、作文、発表という勉強を毎週続けることによって、読解力、作文力、面接力が自然に育っていきます。

 これらの学力を、小学1年生からの楽しい勉強として伸ばしていけるところに、言葉の森の作文指導の特徴があります。

これがこうで、あれがああで。

日本語力は作文力に表れる

 日本語の学習というと、まず思い浮かぶのは漢字の勉強です。漢字を正しく書く力をつけるのは、簡単そうに見えてもかなり長い時間がかかります。

 しかし、海外帰国子女の受験作文では、誤字はある程度大めに見られているようです。また、社会に出てからも、手書きで文章を書く機会は減っているので、正しい使い方さえ知っていれば漢字の書き取りにはそれほど力を入れる必要はありません。

 日本語力で大事な力は、読む力と書く力ですが、中でも書く力は最も大事なものです。日本語の力を考えた場合、作文力が日本語力の集大成と言えます。作文がしっかり書ければそれで日本語の力は完成したと言えるのです。

ふもとから基礎力、読解力、作文力へ。

事前指導の充実――他の作文教室との違い

 言葉の森の作文教室は、他の作文教室と次の点で大きく異なっています。まず言葉の森は、事前指導を充実させていることです。

 他の教室の多くは、事前指導があまりない状態で子供に作文を書かせ、その後、事後の赤ペン添削でじっくり評価をするという形をとっています。

 ところが、子供が既に書いた作文に対して詳しい添削を受けても、それで作文が上手になるわけではありません。事後の評価は、どこが良いか悪いかということは教えてくれても、次にどう書いたらいいのかを教えてくれるわけではないからです。

 これに対して、事前指導を充実させ子供が迷わずに書き出すことのできる教え方をしているのが言葉の森です。

はい、事前の指導。ありがと。

親子の対話と予習――他の作文教室との違い

 言葉の森は、作文の予習として親子の対話を重視しています。

 子供が書く作文は、自分自身の体験が中心になりますが、それだけでは実例に広がりが出てきません。お父さんやお母さんという身近な家族に似た例を取材することによって、語彙力がつき考える力が育ってきます。

 両親や家族と話すことによって身につけた実例の広がりと考える力が、受験作文に大きく生きていきます。

 この親子の対話をしやすくするために、言葉の森は作文の事前の予習に力を入れています。

 親子の対話は、子供にとってばかりでなく、親にとっても子供といろいろな話題について話し合うことのできる楽しい時間となっています。

似た話、あるかなあ。

読む力をつける感想文――他の作文教室との違い

 言葉の森は、書く力だけでなく、読む力をつけることにも力を入れています。

 小学校低学年までの作文は、自由な出来事が中心ですが、小学3年生からは、作文のほかに感想文の勉強が始まります。そして、小学校高学年になると、感想文中心の指導となります。

 感想文のもとになる文章は、学年相応よりもやや難しい文章で、特に高学年の場合は中学入試の国語問題のレベルの文章となっています。そのため、感想文を書く練習が文章を深く読み取る練習となっているのです。

 また、言葉の森では、子供たちが毎日10分の勉強で何千字もの文章を暗唱できるようになる暗唱検定の指導も行っています。暗唱の勉強に取り組む子は、長い文章を空で言えることに達成感を感じるので、検定の進級を目指して毎日自習を続けている子が多いのです。

読んで、書く。

担当の先生による電話指導――他の作文教室との違い

 言葉の森は、担当の先生が毎週電話による指導を行っています。電話による個別指導によって、それぞれ子供の実力に応じたアドバイスをすることができます。

 子供には、それぞれ得意な分野と苦手な分野があります。また、課題によって書きやすいものと書きにくいものがあります。

 よく書ける子は更に深いレベルの指導を行い、あまり書けない子にはよりわかりやすい指導を行うことができるのが電話指導の特徴です。それぞれの子供に応じた指導を行えるのが、言葉の森の特に優れている点なのです。

もしもし、元気。はい。



同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
公立中高一貫校(63) 受験作文小論文(89) 帰国子女(12) 

コメント欄

森川林 2018年2月25日 7時34分 1 
 公立中高一貫校受験のことだけを考えると、海外で暮らしている生徒はかなり有利です。
 受験勉強という特別の訓練をせずに、作文と面接という実力だけで受験できるからです。
 本当は、すべての受験生がそういう訓練をせずに受験できるのが理想ですが、今はまだ教育体制がそこまで追いついていないのです。


nane 2018年2月25日 7時42分 1 
 海外生徒向けの作文クラスを始めると言っても、言葉の森の講師のほとんどは日本国内で、電話指導には時差の問題が出てきます。
 そこで、最初はアジアにいる日本人の子供向けのクラスにしたのです。
 しかし、今後、海外に森林プロジェクトの作文指導のできる人が増えれば、アメリカやヨーロッパにいる日本人の子供も、リアルなオンライン学習ができるようになります。


コメントフォーム
小1から楽しく勉強して帰国子女受験の準備ができる海外生徒向け作文クラス 森川林 20180225 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
きくけこ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「きくけこ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
公立中高一貫校(63) 受験作文小論文(89) 帰国子女(12) 
コメント1~10件
読解問題の解き Wind
面白かった 10/11
記事 4027番
長文の暗唱のた たろー
この世で一番参考になる 9/30
記事 616番
「桃太郎」を例 匿名
役に立った 8/15
記事 1314番
日本人の対話と 森川林
ヨーロッパの対話は、正反合という弁証法の考え方を前提にしてい 8/6
記事 1226番
日本人の対話と よろしく
日本人は上に都合がよい対話と言う名のいいくるめ、現状維持、そ 8/5
記事 1226番
夢のない子供た 森川林
「宇宙戦艦ヤマトの真実」(豊田有恒)を読んだ。これは面白い。 7/17
記事 5099番
日本人の対話と 森川林
 ディベートは、役に立つと思います。  ただ、相手への共感 7/13
記事 1226番
日本人の対話と RIO
ディベートは方法論なので、それを学ぶ価値はあります。確かに、 7/11
記事 1226番
英語力よりも日 森川林
AIテクノロジーの時代には、英語も、中国語も、つまり外国語の 6/28
記事 5112番
創造発表クラス 森川林
単に、資料を調べて発表するだけの探究学習であれば、AIでもで 6/27
記事 5111番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 標準新 森川林
 これは、確かに難しいけど、何度も解いていると、だんだん感覚 12/2
算数数学掲示板
標準新演習算数 あかそよ
3の1はできました。 2は、答えを見るとなんとか理解できま 11/23
算数数学掲示板
2024年11 森川林
●サーバー移転に伴うトラブル  本当に、いろいろご 11/22
森の掲示板
現在森リンベス 森川林
このあとの予定。 ・森リンベストを直す(直した) ・森リ 11/20
森川林日記
Re: 入会手 言葉の森事務局
 お世話になっております。  弟さんのみご入会が1週間 11/15
森の掲示板
入会手続きにつ やすひろ
お世話になっております。 個別掲示板を開けませんので、ここ 11/15
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Mr. 1
1 11/14
森の掲示板
Re: 項目の 1
> いつもありがとうございます。 > > こすほ 11/14
森の掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン






小学生、中学生、高校生の作文
小学1年生の作文(9) 小学2年生の作文(38) 小学3年生の作文(22) 小学4年生の作文(55)
小学5年生の作文(100) 小学6年生の作文(281) 中学1年生の作文(174) 中学2年生の作文(100)
中学3年生の作文(71) 高校1年生の作文(68) 高校2年生の作文(30) 高校3年生の作文(8)
手書きの作文と講評はここには掲載していません。続きは「作文の丘から」をごらんください。

主な記事リンク
 言葉の森がこれまでに掲載した主な記事のリンクです。
●小1から始める作文と読書
●本当の国語力は作文でつく
●志望校別の受験作文対策

●作文講師の資格を取るには
●国語の勉強法
●父母の声(1)

●学年別作文読書感想文の書き方
●受験作文コース(言葉の森新聞の記事より)
●国語の勉強法(言葉の森新聞の記事より)

●中学受験作文の解説集
●高校受験作文の解説集
●大学受験作文の解説集

●小1からの作文で親子の対話
●絵で見る言葉の森の勉強
●小学1年生の作文

●読書感想文の書き方
●作文教室 比較のための10の基準
●国語力読解力をつける作文の勉強法

●小1から始める楽しい作文――成績をよくするよりも頭をよくすることが勉強の基本
●中学受験国語対策
●父母の声(2)

●最も大事な子供時代の教育――どこに費用と時間をかけるか
●入試の作文・小論文対策
●父母の声(3)

●公立中高一貫校の作文合格対策
●電話通信だから密度濃い作文指導
●作文通信講座の比較―通学教室より続けやすい言葉の森の作文通信

●子や孫に教えられる作文講師資格
●作文教室、比較のための7つの基準
●国語力は低学年の勉強法で決まる

●言葉の森の作文で全教科の学力も
●帰国子女の日本語学習は作文から
●いろいろな質問に答えて

●大切なのは国語力 小学1年生からスタートできる作文と国語の通信教育
●作文教室言葉の森の批評記事を読んで
●父母の声

●言葉の森のオンライン教育関連記事
●作文の通信教育の教材比較 その1
●作文の勉強は毎週やることで力がつく

●国語力をつけるなら読解と作文の学習で
●中高一貫校の作文試験に対応
●作文の通信教育の教材比較 その2

●200字作文の受験作文対策
●受験作文コースの保護者アンケート
●森リンで10人中9人が作文力アップ

●コロナ休校対応 午前中クラス
●国語読解クラスの無料体験学習