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記事 5268番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/1/27
これからの基礎学力クラス、総合学力クラス、全科学力クラスの勉強 as/5268.html
森川林 2025/01/26 17:19 



https://youtu.be/u8ZYYHRN--s

 勉強は、家庭学習として行うのが最も能率のよいやり方です。
 塾に行って勉強を教えてもらうのは、一見やりやすい勉強の仕方に見えますが、教えてもらう勉強や、宿題をさせられる勉強は、無駄が多いのです。

 家庭学習の勉強の基本は、1冊の問題集を何度も繰り返すことによって完璧に自分のものにすることです。
 学校や塾の勉強は、いろいろな問題のプリントを次々にやるようなやり方が多いので、無駄が多く定着しにくいのです。

 小中学生の間は、勉強をチェックする仕組みがないと、子供は自分から進んで勉強をするようなことはありません。
 そこで、言葉の森では、基礎学力クラス、総合学力クラス、全科学力クラスを作っています。

 これらのクラスでの毎週の勉強チェックと、毎日の自習記録を併用すれば、家庭でも十分に勉強を続けることができます。


 基礎学力クラスは、小学1・2・3年生対象で、1週目は国語、2週目は算数、3週目は暗唱、4週目は創造発表、という勉強の仕方をします。
 読書と暗唱は重要なので、毎週確認するようにします。

 総合学力クラスは、小学4・5・6年生対象で、1週目は国語、2週目は算数、3週目は英語、4週目は創造発表、という勉強の仕方をします。
 英語は英文の暗唱をしますが、この暗唱と読書は重要なので、毎週確認するようにします。

 勉強は、問題集をもとにやっていけばいいので、先生が改めて何かを教えるということはありません。
 質問があれば先生は説明をしますが、それよりも大事なのは、生徒一人ひとりが発表をすることです。

 これからの勉強は、すでにある答えを見つける勉強ではなく、思考力、創造力を使って発表する勉強になります。
 答えのある勉強は、家庭学習としてやっていればいいので、授業では答えのない創造的な勉強をします。

 例えば、国語では、国語の問題文を読んで、要約を書き、感想を書き、その感想をもとに短歌を書きます。
 古い勉強の仕方に慣れている人は、教わる勉強や詰め込む勉強が本当の勉強で、発表する勉強は遊びのように考えがちです。
 しかし、実は発表する勉強こそが将来役に立つ勉強なのです。

 この要約、感想、短歌は、中根の担当する国語読解クラスでも行います。
 それは、これからの国語力には、読解力だけでなく記述力が必要になるからです。
 更に言えば、記述力よりも必要になるのが、作文力です。
 将来の勉強の中心は、読書と作文になっていくと思います。


 算数の発表する勉強は、算数の問題集をもとに自分で問題を作ります。
 自分がよくできなかった問題をもとに、オリジナルな問題を作れば、その問題の解き方が深く理解できるようになります。

 英語の発表する勉強は、ひとつは英文暗唱で、もうひとつは英文作成です。
 Google翻訳を使い、英文を作成しますが、問題集に載っている英文法を使い、3文程度の文章を作るようにすれば、より実際的な英文作成ができるようになります。


 創造発表は、自由に何を発表してもいいことにしていますが、今後は理科と社会の問題集を使い、より学問的な発表にします。
 学校で習う理科と社会の勉強を参考に、学校で習うよりも更に深く研究していく勉強です。
 その際に、ChatGPTやPerplexityのAI機能を使えば、自分の興味関心に応じて勉強の内容を個性的に深めることができます。

 AIがないころは、研究を深めるためには、参考書を読んだりネットの情報を検索したりしなければなりませんでした。
 そのやり方では、時間のかかるわりに、深める度合いにも限界があります。

 AIを活用する勉強法は、創造発表だけでなく、これからは国語にも算数数学にも英語にも応用できるようになります。


 全科学力クラスは、中学1・2・3年生、及び高校生が対象で、1週目は国語、2週目は数学、3週目は英語、4週目は創造発表(理科社会)、という勉強の仕方をします。
 定期テストの2週間前からは、テスト対策期間として勉強をします。


 言葉の森は、長年、作文専科の教育を行ってきました。
 作文指導については、日本でいちばんの実績を持っています。

 しかし、今後は、作文指導だけでなく、全教科の勉強そのものを、思考力、創造力、共感力を育てるものにする必要があると思いました。

 そのために、Online作文教室言葉の森という名称を、オンラインスクール言葉の森としました。

 これからは、作文教育とともに、小1から高3までのトータルな教育に力を入れていく予定です。


 創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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