https://youtu.be/McfM0xemVU4
◆◆字数は作文力向上の最も確かな指標
作文の勉強を始めて、数か月のうちに字数がやや右肩上がりになっているとしたら、その生徒の作文力は向上しています。
作文の内容が上手かどうかということは、取り上げた題材によっても変化するので、人間が見てもなかなかわかるものではありません。
しかし、字数は客観的な指標なので、これが作文力の向上にとって最も確かな指標になるのです。
ただし、すでに基準の字数を達成している生徒については、作文の字数よりも、森リン点の評価がコンスタントに高得点を取っているかどうかを基準にしていくといいです。
◆◆字数の基準は学年の100倍から200倍
作文の字数の基準は、学年の100倍から200倍としています。
小学3年生で300字から600字、小学4年生で400字から800字、小学5年生で500字から1000字、小学6年生で600字から1200字、中学生以上も600字から1200字です。
作文の実力をつけるためには、小学6年生以上の生徒は常に1200字を超える作文を書いている必要があります。
◆◆1200字を書き上げる難しさと、やり遂げた喜び
もちろん、これはなかなか難しいことです。
小学6年生、中学生、高校生で、毎週1200字以上の作文を書いているような人は、言葉の森の生徒以外にはまずほとんどいないと思います。
1200字を書くためには、早くても1時間半はかかります。
これを早くする方法は、「予習メモ」プラス「音声入力」ですが、そういうやり方をやっている人はまだ少ないと思います。
文章を書くことが好きな人は、書き上げた後に喜びがあります。
それはやり遂げたという喜びです。
これが向上心です。
人間にはもともと向上心があるので、難しいことをやり遂げた後は満足感があるのです。
◆◆字数を増やすには、毎月100字ずつの目標で
ところで、基準の字数まで長く書くためには、どうしたらいいでしょうか。
まず、普段600字しか書いていない生徒に、今日から1200字頑張りなさいということはできません。
それはできないのが普通です。
まず600字の作文を、100字増やして700字にすることを、次の月の目標にするというふうにしていくといいです。
◆◆語彙の引き出しを増やすのは読書
作文の字数が増えないのは、言葉の引き出しに、実例と表現と意見の語彙が入っていないからです。
本をよく読んでいる生徒は、言葉の引き出しにいろいろな実例や知識や感想が詰まっているので、特に意識しなくても自分の書く文章が自然に続いていきます。
字数の少ない生徒は、字数を毎月少しずつ増やしていこうとするだけでなく、それ以上に読書の量を増やしていくことが必要なのです。
◆◆読書記録と学年別リストで本の幅を広げる
それぞれの生徒の読書記録は、学習グラフで見ることができます。
https://www.mori7.com/gs/
また、読書記録の全体を見ると、学年別の読書のリストが出てきます。(7/4現在、38,449件)
https://www.mori7.com/teraon/ds.php
同学年の生徒が読んでいる本の中には、易しい本も難しい本もあります。
自分が読んでいる本と同じようなレベルの本を読んでいる生徒を見つけて、その生徒の読んでいる本の傾向を見て、自分の読む本の幅を広げていくといいのです。
作文の実力はまず字数に表れます。
字数を増やすには、語彙の引き出しに多くの言葉が入っている必要があります。
そのためには毎日読書をすることが必要で、どういう本を選ぶかは読書記録の同学年の生徒を参考にするといいということです。
◆◆読書の量は1日50ページを目安に
読書は、何ページぐらい読んだらよいかというと、人によって個人差はありますが、だいたい学年の10倍ページ、大まかに言えば1日50ページ以上読むということです。
1日50ページ読めば、1週間で1冊は必ず読み終えます。
読書の質はもちろん大切ですが、最初のうちは読書の量を基準にして、毎日読書をするように心がけていってください。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007