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作文の上達の順序(facebook記事より) as/1418.html
森川林 2012/01/28 09:23 



 最初は楽しむ。
 次に工夫する。
 最後は基本に戻る。
 これが作文の道。

 何のことかと思ったでしょう(笑)。

 でも、いろいろなものに共通していると思います。

 小学校低学年のころは、何しろ楽しむのがいちばん。
 ここで、直したり、上手に書かせたりすると、長続きしなくなります。

 しかし、小学校中学年になると、子供自身に、表現を工夫してより上手に書こうとする意欲が出てきます。
 作文の中に、たとえを入れたりダジャレを入れたりと、そういう工夫が楽しいときです。

 しかし、高学年になると一転して考える作文に。
 感想文のもとになる長文は、1回読んだだけでは意味がつかめません。
 ここで苦労しているうちに考える力がつき、あとはその考える力の基本に磨きをかけていくのです。

 勉強でも、スポーツでも、何の修行でも共通しています。

 最初は楽しくやって、次にいろいろな技術を身につけ、最後は最も大事な基本を磨きつづけます。

 武術でも、最後の免許皆伝のときに師匠から伝えられるのは、ごく基本的な技だそうです。
 その基本を磨き続けて、誰にも負けない技にしていくのです。

 楽しむ、工夫する、磨く、この順序が大事です。
 楽しむべきときに、いろいろな技を工夫させたり、逆に、磨きをかけるときになっても、新しい技を工夫させたりすると、かえって進歩しにくくなるのです。

 そこで、今日のテーマは、進歩の順序。


1、進歩の順序についてひとこと、
 又は、
2、「し、む、ぽ」「じゅん、じ、よ」で五七五(しむぽって言うかい)
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 今の子供たちの勉強の様子を見ていると、小学校低学年のうちに勉強を飛ばしすぎて、高校生になるころにくたびれてしまうという子が結構多いようです。

 本当は、小学生のうちはたっぷり遊んで、高校生になるころから勉強に燃え出すというのが自然の成長の姿です。

 ただ、それは、親も不安なので、仕方ない面もあります。

 いろいろな年代の親どうしがもっと情報を共有し合えればいいいのだと思います。


 それでは、今日も、いい一日をお過ごしください。


 朝から地震情報が出ているようです。
 地震が起きたら、まず自分の身の安全を確保して、それから周りの人どうしで助け合いましょう。

 地震でも 助け合う自信があれば 大丈夫(五七五になってない(^^ゞ)


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調和が進歩の原動力になる時代(facebook記事より) as/1417.html
森川林 2012/01/27 09:54 



 これまでの世界で、競争が進歩の原動力であったのは、
 目標が単純で、強いもの早いものが勝つ世の中だったからだ。
 ひととおりのツールができたこれからの世界では、
 創造は、既にあるものの隙間を埋めるようなものになるから、
 競争のような荒々しさとは対極にある穏やかな精神が必要になる。

 競争による進歩から、調和による進歩へ。日本のお家芸(笑)。

 日本は、武術においてさえ、「活人剣」という概念があります。

 そして、手段を選ばずに勝ちを求めるというのは、人間の本来の生き方に反するという考えがあります。

 いい仕事は、いい人格から生まれるという哲学があるのです。

 そんな日本のよさに自信を持つことから、新しい時代は始まります。


 ということで、今日のテーマは、競争から調和へ。

1、競争と調和についてひとこと、
 又は、
2、「ちょ、う、わ」で五七五、
 又は、
3、何でも自由にどうぞ。


 勝海舟は、若いころから剣の腕には自信がありましたが、あるとき悟るところがあって、自分の刀に封印をしたまま、幕末の動乱期の過ごしました。

 そして、どうせ幕府が瓦解するのだからと、当時、江戸中の牢にいた罪人を全員解放してやったそうです。

 これも、日本のひとつの原点なのだと思います。


 それでは、今日も調和の心で、いい一日をお過ごしください。


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