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寺オン作文コースの発表から as/3340.html
森川林 2018/06/12 05:49 

 寺オン作文コースは、5、6人の少人数で、ひとりずつ自分の作文を読み、先生の講評を聞き、次回の作文の構想図を発表します。
 このあと、やはりひとりずつ読んでいる本の紹介や、互いの発表に対する感想などを言ってもらうと、すぐに時間がたってしまいます。
 そのあと、ミニ保護者懇談会を行うので、時間をオーバーしてしまうことが時どきあります。

 そこで、今後は、読んでいる本の紹介や互いの感想は、生徒どうしで別の会議室に移ってやってもらうようにしようと思っています。
 先生がリードする部分を少なくし、生徒が自分たちで運営する部分を多くすると、やる気のある子ほど面白がるのではないかとと思います。

 下の動画は、ある日の寺オン作文コースの作文と構想図の発表の様子です。(タイトルは「私の父」「水や土で遊んだこと」)
 こういう発表を全員がしたあと、ひとりずつ感想を言ってもらうと、どの子も必ずと言っていいほど、ほかの人の発表のいいところや自分の似た話を、感想として言います。
 そう言うように指示したことはないのですが、やはり毎回全員が発表するので、互いに身近な相手という感じがするからだと思います。

▽寺オン作文コースから2018/6/11
https://youtu.be/yb0dIEKTaXk

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森川林 20180612  
 作文も、勉強も、やらされて点数をつけられて評価されるだけではあまり面白いものではありません。
 自分が発表して、ほかの人の感想を聞き、自分もほかの人の発表に対する感想を言うところが面白いのです。
 勉強で大事なのは意欲です。
 その意欲は、賞や罰によってではなく、人間どうしの交流の中から生まれてくるのです。


nane 20180612  
 ちょっと専門的な話になりますが(でもないか)、生徒だけの自主運営のやり方をどうしようかと考えていて、いい方法を思いつきました。
 Zoomのチャット機能で、生徒だけで運営する新しい会議室のリンクを連絡するのです。
「じゃあ、みんなの発表が終わったから、あとの読書紹介と感想は、このリンク先の会議室に移って司会を決めて進めてね」
という感じです。
 たぶん、上級生がリードしてやってくれるでしょう。
 昔の子供たちの集団のガキ大将役が生まれてくると思います。

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問う勉強、答える勉強――百点を取るより面白い勉強とは as/3339.html
森川林 2018/06/11 05:56 

 昔、夏祭りで焼き鳥屋をやらされて、暑い中、煙に咳き込みながら一日焼き鳥を焼いていましたが、そのときふと思いました。
 たぶん、焼き鳥を買いに来る人よりも、焼き鳥を売っている人の方が、夏祭りが強く思い出に残るだろうと。

 同じことが、勉強にも言えます。
 人に教わる勉強の何倍も深く身につくのは、人に勉強を教えてあげるときです。
 だから、高学年の生徒が低学年の生徒に勉強を教えていると、その高学年の生徒の成績も上がるのです。

 発表学習コースの勉強の基本は、問題を作ることです。
 問題に答える勉強ならどこにでもありますが、問題を作る勉強というのはあまりありません。
 それは、問題を作っても、それを発表する機会がないからです。
 その点、発表学習コースは5、6人の少人数なので、全員に発表の機会があります。

 少人数というものには、レベルがあります。
 30人学級が、20人になっても、10人になっても、人数が少なくなったというだけで本質的な差はありません。
 しかし、5、6人になると、全員に発表の場ができるということで、質的な差が出てくるのです。

 今の学校や塾の勉強では、全員が問題を作るようなことはできません。
 だから、全員が答える側に回って授業を受け、その答える勉強を面白くするために、点数が用意されています。
 子供たちは、百点を取ることが嬉しいことだと思って勉強をしています。
 しかし、本当は、答える勉強で百点を取るよりも、問題を作る勉強の方がずっと面白いのです。
 
 まだ、今の教育システムの中では、全員が主体的に問題を作るような授業は行なえません。
 だから、言葉の森で一足先に、そういう勉強をしていきたいと思っているのです。

▽ある日の発表学習コースの授業の様子(一部)
https://youtu.be/3zbQ9ADbd6E


▽発表学習コースの資料をご希望の方は、
■寺子屋オンライン送信フォームから。

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森川林 20180611  
 子供たちは、誰でも一人ひとり個性的です。
 その個性を生かして、将来みんな活躍していくのです。
 ところが、今の教育システムの中では、その子供たちに、同じ一つの尺度で序列をつけて、人より上に行くことがいいことだと教えています。
 だから、できる子も、できない子も、皆それぞれに劣等感を持ちながら成長していくのです。
 本当は、学力は8割できていれば十分で、98点か99点かで競う必要はないのです。
 そういうところにエネルギーを使うのではなく、もっと自分の個性と創造性を伸ばすことに力を入れていき、その分野で第一人者になることを大きな目標としていくといいのです。


nane 20180611  
 高度経済成長時代は、上げ潮の時代でした。
 その時代には、メジャーな分野に入っていることが、たとえ二番手でも三番手でも有利なことでした。
 しかし、今の先進国は、引き潮の時代に入っています。
 そして、引き潮が一段落すると、その海は大きな池のようになり、そこで文化が広がっていくのです。
 引き潮の時代には、メジャーな分野は、レッドオーシャンになっていきます。
 ブルーオーシャンを見つける力は、個性と創造性の中にあるのです。


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