ログイン ログアウト 登録
 楽しさ一番、学問二番、そして三番目は創造性 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3311番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/27
楽しさ一番、学問二番、そして三番目は創造性 as/3311.html
森川林 2018/05/19 05:11 

 文明堂のカステラのような題名ですが。

 発表学習クラスで行う子供たちの発表は、楽しいものであることが一番です。
 楽しいということは、本人が面白がってできるものであるということです。
 実は、これを見つけるのがなかなか難しいのです。
 子供が何を楽しいと思っているかということは、日常の子供の生活に目を向けてその子の関心を推測できるお母さんやお父さんにしかできません。

 どんな子にも、自分の興味の持てる世界があるものです。
 電車の好きな子は、異常に電車が好きです。
 生き物の好きな子は、やはり異常に生き物が好きです。
 この異常なくらい好きなものというのが、その子の勉強の出発点になるのです。

 楽しくできるものを探したあと、二番目に大事なことは、それを学問にまで高めていくことです。
 先日、ジェットコースターに乗った経験を、重力加速度の話に結びつけて説明してくれた中1の生徒がいました。
 そういう遊びに近い経験を、学問の世界にまでつなげていくことが大事なのです。
 高学年になれば、自分で学問的な話に結びつけることができますが、低中学年では子供だけではなかなかそういうところまでは考えが回りません。
 そこで、お父さんやお母さんが手助けをしてあげるのです。
 その手助けをしてあげるときの親子の対話が、子供の思考力と勉強観を育てていきます。
 実は、子供の真の学力を育てるのは、勉強そのものよりも、勉強の準備の段階で考えたり話し合ったりするところでなのです。

 学問の世界につなげたあと、三番目に心がけることは、そこに創造性を付け加えることです。
 創造性とは、まだ他の人がやっていないことをしたり、他の人が考えていないことを考えたりすることです。

 学問の世界の話だけであれば、例えば参考書を書き写すだけでもそれなりのことはできます。しかし、それではその子の個性というものが出てきません。
 その学問の世界の話に、その子らしいもうひとつの創造を付け加えることが大事なのです。

 ただし、創造といっても、もちろんノーベル賞級のものを目指すというのではありません。
 最も手軽な創造は、発表の内容を言葉だけでなく絵で描いてみることです。
 その絵も、資料に載っているような絵を書き写すだけではなく、自分の頭の中にあるものを描いていくようにすれば、そこにその子らしい創造が加わります。

 また意外に考えられる創造としては、ダジャレや俳句などがあります。
 学問的な勉強で理解したことを、ダジャレや俳句で言い表せば、そこにやはりその子らしい創造が生まれます。

 つまり、大事なことは、発表する勉強の中に、いつも自分らしい創造性を盛り込んでいくということです。
 その姿勢が、将来その子が社会に出たときに、言われた仕事を言われたままにするのではなく、ひと工夫もふた工夫もして取り組むという生き方につながっていくのです。



コメント欄

森川林 2018年5月19日 5時17分  
 今の勉強の多くは、本人が興味を持てないものを、知識として教え込み、与えられた答えになるようにテストするというつまらないものになっています。
 本当は、勉強はもっと生き生きとした楽しいものなのです。
 そして、楽しい勉強をやっているうちに、つまらない必要な勉強も乗り越える力がついてくるのです。


nane 2018年5月19日 5時19分  
 遊びを勉強にまで高め、勉強を創造にまで高めるというのが、未来の理想の勉強の姿になると思います。


コメントフォーム
楽しさ一番、学問二番、そして三番目は創造性 森川林 20180519 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
いうえお (スパム投稿を防ぐために五十音表の「いうえお」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
寺子屋オンライン(101) 
コメント1~10件
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
走水神社 森川林
 走水神社に行ってきた。  神社の横の山の途中に、弟橘媛( 4/24
森川林日記
明治製菓の人が 森川林
 明治製菓の人が、なぜか試供品の飲み物を3つも届けてくれた。 4/24
森川林日記
2026年4月 森川林
https://youtu.be/2kGf4ZJ 4/22
森の掲示板
行機雲 森川林
 飛行機雲が、  希望のように飛んでいる。  真っ青な空 4/21
森川林日記
脱線の人生 森川林
 大学入試で千葉大学園芸学部を選んだのは、単純に花が好きだっ 4/12
森川林日記
語学の勉強の未 森川林
 語学は、社会科のひとつの章になる。  「言語による文化の 4/12
森川林日記
推薦図書検定の 森川林
 小学校低中学年の図書検定では、本の内容を読めている、読み取 4/12
森川林日記
日本の教育改革 森川林
 教育の目的の重要なものは、子供たちの学力を育てることです。 4/12
森川林日記
これからのロマ 森川林
 これまでのロマンは、悪い敵と戦うときのロマンだったり、 4/12
森川林日記
数学やプログラ 森川林
 数学が大事なのは、物事を考えるときに数学的に考えることがで 4/12
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン