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英検、漢検に続く第三の検定試験、日本語作文検定 as/5368.html
森川林 2025/09/19 10:25 


 英検、漢検を悪く言うわけではありません。
 この検定試験によって、多くの子供たちが英語を学び漢字を学びました。

 しかし、AIの時代には、英語の力のかなりの部分はAIによってカバーされます。
 また、今後、中国の発展とともに中国語が必要になったときに、新たに中国語検定に取り組みたいと思う人はいないはずです。
 AIで補える学力は、人間に本当に必要な学力ではないのです。

 漢検も同じです。
 ただ、ここで区別する必要があるのは、漢字の書き取り力と読み取り力とは性格が違うということです。
 漢字の書き取りは、すでにスマホやパソコンがカバーするようになっています。
 書き方を忘れた漢字を辞書で調べて、改めて覚え直すという人はもういません。

 必要なのは、漢字の書き取り力ではなく漢字の読み取り力です。
 しかし、読み取り力はと、知識として「玉蜀黍」や「蒲公英」が読めるということではありません。
 それは単なる漢字クイズです。

 必要なのは、「黄昏」とか「微風」とか「佇む」とかという漢字を見て、「ああ、いいなあ」とか「うんわかる」などと実感を伴ってわかる感性です。
 だから、それは漢字力というよりも日本語の母語の力なのです。

 これと似たものが数学力です。
 数学力の本質は、「物事は理詰めに考えれば理解できるはずだ」という世界観を身につけることです。

 私たちの日常生活では、理詰めに考えることが必要な場面はあまりありません。
 ほとんどは、習慣で処理したり、勘で処理したり、思いつきで処理したりして何とかなります。

 数学を学ぶ意義は、理詰めに考えることの意義と効果を実感として身につけることです。
 しかし、今の数学の多くは、試験で差をつけるための数学になっています。
 数学力として必要なことを学ぶのは小学校低中学年までで、高学年になり中学生になり高校生になると、数学力の本質とは関係のない差をつけるための難問に取り組むようになるのです。

 よく学校時代に成績の悪かった子が、社会に出て活躍していることがあります。
 その子にとって、学校時代の勉強は、社会で活躍するためにほとんど必要なかったということです。
 学校教育は、差をつけるための教育ではなく、人間が生きていくのに必要な学力をつけるための教育になるべきです。

 そうすれば、学校での勉強はもっと短時間で終わり、しかも楽しいものになるはずです。


 では、本当に必要な学力とは何かというと、それは日本語力と先ほどの数学力です。
 また、学力とは少し違いますが、共感力と実践力も重要です。

 日本語力で大事なものは、書く力、読む力、話す力などですが、現在最も学習の不足しているものは書く力つまり作文力です。
 その作文力を、子供たちの日常的な学習として取り組めるようにしたのが、日本語作文検定® です。
 日本語作文検定は、小学生から高校生まで一貫した学習として取り組めるようになっています。

 これから、英検、漢検に続く第三の検定試験が日本語作文検定になります。
 そして、作文検定は、AI時代にも通用する真の検定試験とも言えるものなのです。



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