寺子屋オンラインの少人数作文クラスの授業の様子です。
寺子屋オンラインクラスへの参加を考えている方、及び、寺子屋オンラインクラスの講師をこれからされる予定の方は、この動画を見ておいてくださるといいと思います。
動画の画面の一部だけを拡大して写しているので、画像が粗くなっていますが、もとの動画は、この12倍の大きさの画面です。
この日は生徒が8人いたので、少し混んでいる状態でした。
だから、授業は早いテンポで進んでいますが、通常はもう少しゆっくりしています。
参加生徒の学年は、小3が2名、小4が3名、小5が3名です。
動画の時間の区切りは次のようになっています。
・ 0分00秒~ 7分30秒……全体の説明(その日の連絡事項など)
・ 7分30秒~32分15秒……予習の発表+簡単な講評(詳しい講評は山のたよりに記載)
・32分15秒~43分09秒……作文実習
・45分09秒~54分03秒……読書紹介
・54分03秒~60分05秒……質問感想(そのあと、作文を書き終えるまで生徒は会場に残ります)
授業は、45分から1時間と時間が限られているので、
・予習の発表は1人3分以内、
・作文実習は全体で10分程度、
・読書紹介は1人1分以内、
・質問感想は1人2分以内
という感じで進めています。
時間の余裕があれば、暗唱チェックもしたいのですが、そうすると作文実習の時間が少なくなってしまうので、暗唱チェックは今後発表学習クラスの方でやるようにしたいと思います。
工夫しているところは次のような点です。
講評は、山のたよりに箇条書きで書いています。
一人ひとりの講評を全部言っている時間がないので、講評は各自で読んでもらうことにして、そのかわり予習の発表の際に、先生がひとこと付け加える形で、前回の作文のいいとろを言うようにしています。
言うのは、基本的にその子の作文のいいところだけです。
山のたよりへの講評は、赤ペン添削をしないので、約250字の講評を書くのにかかる時間は6分程度です。
ですから、誰でも10分もあれば、絵の見なども入れてカラフルにした講評を書けると思います。
講評は、その生徒への講評という面もありますが、それ以上に先生がその生徒に何を話すかというメモの役割の方が大きいです。
また、講師が休講した場合など、代講の先生が指導する際に、その講評が参考になります。
指導の重点は、添削や講評よりも口頭での説明の方です。
高学年の生徒は、口頭の説明でよく理解します。
低中学年の生徒は、保護者との面談で、保護者の方にその子の今やっている勉強の重点を理解してもらうことが指導の重点になります。
今回は、書いた作文そのものの発表はしていません。
発表は、毎月4週の発表会でやるようにし、通常は予習の発表の方に力を入れることにします。
予習の発表は、口頭で行っています。
以前は、予習の発表も発表室で行っていましたが、そうすると、予習のアップロードと作文のアップロードと、アップロードが週に2回もあり保護者の負担が大きいと考えたので、予習は作文のアップロードにまとめて行ってもらうようにする予定です。
この予習の発表のときに、その発表を聞いている生徒は、ほかの人の発表についてのメモを取ってもらいます
これは、あとで質問感想の時間に、発表内容を思い出せるようにするためです。
低中学年では、自分でメモを取ることが難しいと思いますが、だんだん慣れてくると思います。
作文実習は10分程度です。
時間は短いですが、授業の中でたとえ10分でもみんなで作文を書き始めると、そのあと、授業が終わってからも続けやすいので、短い時間であっても実習の時間を取るようにします。
その作文実習の間に、特に念入りに説明する必要のある生徒だけ、別に話をします。
これまでは、こういう別の話は、作文を書いているほかの人の邪魔にならないようにブレークアウトルームで行っていたのですが、移動の回数が多いと操作が複雑になるので、みんなのいる中で行うことにしました。
そのかわり、大体の時間を決めて、作文を書いている生徒はその間、スピーカーの出口にイヤホンなどを差し込んで音が出ないようにしてもらいます。
作文実習のあとは読書紹介です。
低学年の生徒は、読書紹介であらすじを全部言う形になることが多いので、1人1分以内という制限と、「いちばん面白かったこと」を中心に話してもらうようにしています。
今回は、読書紹介の司会を先生がしていますが、これは今後できるだけ生徒に司会をしてもらうようにする予定です。
読書紹介のあとは、質問感想です。
ほかの人の発表内容と読書紹介について、自分のメモをもとに思ったことを順に言ってもらいます。この時間は1人2分以内です。
この質問感想の時間は、今回は先生が司会をして、順に言ってもらっていますが、将来は、生徒の誰かが司会をして、全員がマイクをオンにして自由に途中で発言できるようにしたいと思っています。