●オンライン少人数クラスで、作文力とともに発表力がつく
中学生になると、学校での作文の授業はなくなります。
それは、作文の授業が必要なくなるからではなく、中学生に作文を教える指導法がないからです。
中学生は、学校に合わせた生活をしているので、学校で作文の授業がないと、自然に作文の勉強はしなくなります。
そのときに、オンラインクラスの勉強が生きてきます。
オンラインクラスでは、参加生徒が一斉に作文を書き始めます。
マンツーマンの作文指導では、なかなか書けなかった子も、みんなと一緒だと自然に書けるようになります。
この、みんなと一緒に同じことをする時間があることが大事なのです。
これは、作文に限らず、国語でも数学でも英語でも同じです。
勉強の中身は、もちろんひとりでするものですが、中学生のころは、ほかの人と一緒にする場があることが勉強を進める大きな要素になるのです。
●自動採点ソフトによる作文の点数評価ができるのは言葉の森だけ
言葉の森の作文指導の特徴のひとつは、事前の構成指導です。
もうひとつの特徴は、テキスト入力された作文を自動採点する仕組みがあることです。
言葉の森以外の作文指導のほとんどは、担当する先生の主観によるものです。
だから、同じ作文でも、人によって評価はまちまちです。
客観性のない評価では、生徒も頑張りようがありません。
自動採点による評価であれば、主観を離れた客観的な評価ができます。
中学生以降の生徒は、客観的な評価によって作文力を向上させることができるのです。
●目標は、毎週コンスタントに1200字の作文を楽に書く力
作文力のわかりやすい目標は、字数と時間です。
中高生の作文力の目安は、60分で1200字の作文を書くことです。
60分で1200字というのは、誰でもできるわけではありません。
それなりの学習の積み重ねが必要です。
作文は、他の勉強と違い、一夜漬けの付け焼き刃のきかないものですから、ここで勉強の蓄積が生きてきます。
毎週、1200字の作文を書いている生徒は、それだけ考える力がつきます。
この考える力が、学校の勉強を越えて、将来の実力になります。
読書と作文は、今の中学の勉強の中では、ほとんど取り上げられていません。
しかし、読書力と作文力は、知識の詰め込みの勉強よりも将来ずっと大事なものになるのです。